6/4/2024, 1:58:15 AM
失恋
「あいつは雨に降られている人がいれば、それが誰であろうと傘を差し出す奴だからさ」
ほんと敵わねえよなあ、なんて目を細めて彼女を見つめる貴方。
「そっか。本当に、叶わないね。」
私の想いは、雨に降り降られ
5/16/2024, 2:53:05 AM
後悔
温かなミルクに雫が一滴。
名残と共に飲み干してしまっても、心の痣は消えなくて。
午前2時半の静謐。このままとけて仕舞えば良い。
瞳を閉じると広がる哀に、またひとつ、息を吐いた。