冬ノ霙

Open App

後悔

温かなミルクに雫が一滴。
名残と共に飲み干してしまっても、心の痣は消えなくて。
午前2時半の静謐。このままとけて仕舞えば良い。
瞳を閉じると広がる哀に、またひとつ、息を吐いた。

5/16/2024, 2:53:05 AM