『どこまでも』

とどかない年賀状

あれ
気がつけばもう2年も
どうして気がつかなかったんだ
気がつくのが遅すぎた
ごめんね
おーい　
どうしてる？
元気？
変わりないかい？

返事がない
どうしたんだろう
忙しすぎて
気づいてあげられなかった
きみから返事が来るまで
あきらめない
あきらめるわけにはいかないんだ
どこまでも待つ
どこまでも待てるから
返事をくれるまで待つから
無理しなくていい
焦らなくていい
返信できるかなって
返信したいって
ちょっと元気が出たかなって
思った時でいいよ
わたしはずっと待ってるから
いつまでも待てるから
返信こなくても
どこまでも待つ
どこまでも待ってるから

返信こなくても
絶対にまた連絡する
わたしはきみが元気になるまで
どこまでも待てるから
無理しなくていい
長い人生
焦る必要はないんだ
わたしはずーっと待ってるから

ティントーン
『連絡くれてありがとう
一握りの友人とあなただけがわたしのことを心配してくれた、やっとこうやって自分のこと伝えるようになれたからがんばるよ』

会いたくなければを会わなくてもいい、
もし会いたいなって思える時がきたら
それが一分でも
たとえ一瞬でも
わたしは会いに行く
どこまでも待っているから

親愛なる

『秋恋』

深まる秋に

さびしくて
心細くて
人肌恋しくて
誰かとくっついていたいもんね
ぴったり寄り添うのには
いいんじゃないの

お祭り
ディズニー
カフェ
公園
一緒に楽しめるからいいんじゃないの

紅葉
ハロウィン
クリスマス
年越し
初詣
盛り上がるからいいんじゃないの

積もり積もって
より深まる
強くなる
愛おしい

恋をはじめるにはいいんじゃないの

『愛する、故に』

憎まれ役も買って出る
憎まれることも
嫌われることも
慣れている
その覚悟はできている
愛されなくてもいい
愛し続けるよ

『静寂の中心で』

静寂の中　夢を追う

どれほど緊張しても
どれほど不安でも
あきらめるわけにはいかない
あせらない　落ち着こう
落ち着く時間はあるのだろうか
えんぴつをにぎる手に　力が入る
静寂の中　一息つく
答えは必ずある　必ず見つける
自分で決めた目標　絶対にやり切る
この静寂が　私のスタート地点

『燃える葉』

燃えるような
赤の世界を
君と歩く
ゆっくりと
同じペースで

燃えるような
赤の絨毯を
君と歩く
ゆっくりと
同じペースで

立ち止まって
空を見上げる
青と赤のコントラストが
とても美しく　とても綺麗で
とても緊張している
フーッと大きく息をはく
もう一度息をはく

「ねぇ…