10/27/2023, 10:08:16 AM
空が茜色に変わったら、
お湯を沸騰させてカップを用意。
「今日は、疲れを癒やすウサギ柄にしようかな」
コトコトお湯を注ぐ。
いつもよりも、ほんの少しだけ苦い薫り。
金曜のひと息。
あたりは茜色。
10/26/2023, 10:19:55 AM
あいしてる
貴方が最期に触れた帽子、今でも俺のトレードマーク。
声は覚えていない、
真赤な笑顔と煙草の匂いは一生忘れないだろうな。
10/25/2023, 10:04:03 AM
友達からメールがきた。
『明日の時間割教えて』
んなもん自分で確認してよね、、。
―はい、どうぞ。
10/24/2023, 10:06:58 AM
汽笛がぽ―っと鳴った。
8番列車が最後の駅に向けて出発した。
線路に沿って建てられた柵の奥は、沢山の人でごった返している。
カタカタ進む列車。
『さよなら列車』
旗はいつまであるのだろうな。
10/23/2023, 10:41:56 AM
どれだけ走っても追いつけはしない。
天国へ向かう魂が少しずつ青く染まる。
ずっと遠くの青い空に溶け込んで。。
流れる雲と揺れる木々。
―そのとき、墓石の煙が消えていた。