『さぁ冒険だ』
この世は未知に溢れてる
私はそれをわかってなかった
実は毎日、冒険なんだと
今日まで歩いた道だって
毎日景色が実は違う
今日まで学んだ事だって
日々の調べで未知見つかる
今日まで一緒のあの人も
まだまだ知らないことだらけ
今日まで生きてる自分さえ
未知に触れて行くことで
新たな世界が生まれてく
それがどんなにミクロでも
毎日紡ぐ1ページ
私はまだまだ知らないの
私の知らない私に会う
どんなに同じ日々だって
知らなきゃいいこと たまにはあるけど…
まだまだ見つかる新発見
時には人が指さして
今さら知った?と笑うけど
私にとっては 今からさ!
指さし笑わば 笑いなさい!
私は笑う!悔しいかい?
私は楽しい! 未知との遭遇!
さぁ冒険だ!人生は!
〜シロツメ ナナシ〜
『一輪の花』
あなたの心には
一輪の花が
きちんと咲いていますか?
自分で見つけた花
たまたまあった花
ずっと持ってた花
「あなたの一輪の花」が
きちんと咲いていますか?
もし人からもらった一輪の花でも
欲しかった花ならめいっぱい育てよう
けどもしも
あなたが思ってたものじゃないなら
今からでも
あなたらしい花に
差し替えたり、育て方を変えたり、
そう、今からでも――――
「あなたの花」は、育てられる
育てたいと思った花が
毎日変わったっていい
あなたがあなた自身の気持ちで
育てたくて育てた花は
心の中のきれいに育つ
例え忘れ果てたとしても
その花たちは 枯れはしない
一生残る、永遠(とわ)の花
あなたの中にはありますか?
今日はどの花、育てますか?
毎日 一輪 育てていけば
あなたの軸は花畑
あなたと言う名の 「一輪の花」
〜シロツメ ナナシ〜
『魔法』
っひっひっひ
俺はカエルの魔法使い!
お前にカエルの魔法をかけてやる!
ほーれ!
カエルカエル〜!ゲーコゲコー!
さぁさぁ!カエルだらけだぞ〜?
ほーらこの卵…
もうすぐ 孵るぞ!
ほーらこのサナギ…
蝶々に 姿を 変えるぞ!
ほーらその店…
出来たて弁当が 買えるぞ!
ほーらその靴…
新品のと 換えるぞ!
ほーらこの犬…
お前の家で飼えるぞ!
ほーらそこのお前…
良い人間に 変えるぞ〜!
ほーらお前の友達…
明日には元の心に還るぞ〜?
ほーらこの道…
ちゃんと家に帰るんだぞ〜?
っひっひっひ
俺はカエルの魔法使い…
これでお前も…
カエルの魔法が つかえるぞ〜?
〜シロツメ ナナシ〜
『君と見た虹』
よぉ、
届いたぜ
いっぱい泣いたか
やまほど叫んだか
言える事言ったか
怒りが来てるのか
ココロが折れたか
未知にまいごか
また抜かれたか
顔を出せないか
それが悔しいか
あるき疲れたか
もう立てないか
メシは食ったか
ちゃんと寝たか
朝起きれないか
生きるのが辛いか?
…大丈夫さ
なんたって、
時間は違おうと
同じ虹見て、前見て育ってきたんだ
そっちでまだ
俺と同じ虹見てるってことは
少なくとも
生きることだけは
まだ諦めてないってことだろ
吐き出せるもん吐き出して
捨てれるもん全部捨ててきたら
這いずってでも進めばいい
その先で、待ってるからさ
過去のお前も、未来のお前も、
みんな揃って、待ってるからさ
お前が進めばいいだけだ
…どれに進めばいいかって?
安心しろ
どの道でも、みんな待ってる
今お前の持ってるバトンと
同じバトンを皆が持ってる
ただ笑って、待ってるからさ
じゃ、またな!
ずっと待っててやるから
必ず来いよ!!!
〜シロツメ ナナシ〜
『夜空を駆ける』
ボクはよるに
シャボン玉で あそんだ
ボクはお空が飛べないから
シャボン玉になって
お空を走ろうと思ったの
ふーっ…!
ふーっ…!
いっぱいふーっ!ってしたら
小さなシャボン玉が
いっぱい出てきた!
そこに風がふいてきて
たくさんお空に飛んで行った!
「ボク」がたくさん走ってく!
つぎはゆっくり吹いてみた
ふぅーー……
ふぅーー……
…できた!
風がそっと吹いてきて
お空に上がって…見えなくなった
…届いたかな?
おばあちゃん、ネコちゃん、
また 遊ぼうね?
〜シロツメ ナナシ〜