『一年を振り返る』
今年が始まって
きっかけの1歩を踏み出す人がいた
出鼻をくじかれ動けない人がいた
新たなスタート
新たな挑戦をする人がいた
もう一度とやり直す人がいた
成長
磨きに磨きをかける人がいた
壁にぶつかり止まる人がいた
心
一分一秒を力強く歩く人がいた
一年使ってひたすら癒す人がいた
人と人
大切に思える人と巡り会う人がいた
勇気を持って放つ人がいた
まるで人を駒のように扱う人がいた
誰にも言えない苦痛を抱える人がいた
努力の積み重ね
何十年と掛けて遂に開花した人がいた
今年も開花できない人がいた
挫折
二度と立ち上がれないほどの
心の痛みを感じる人がいた
長い時を経てようやく
目を覚ませるようになった人がいた
生と死
命を全うする人がいた
新たな誕生を見守る人がいた
世界
小さな命を助ける人がいた
多くの命を奪い合う人がいた
みんな違う人生だ
全ての基準もスキルも違う
それら程度もレベルも違う
みんな同じ人間でも
持ってる全てが違うんだ
世界の賞賛は残念ながら
決して平等では無いけれど
私はみんなを尊敬したい
みんな凄いと褒めたげたい
唯一同じがあるならば
ここまで来ることが出来なかった
悲しく尊い命を感じながら
今日まで生きた人みんなに
明日や来年が来ると言うこと
私は願う
勇気の1歩を踏み出せる人が
最高の瞬間に巡り会える人が
奇跡のような復活ができる人が
1人でも多く訪れますように
私もそんな一人になりたい
〜シロツメ ナナシ〜
『みかん』
ムキムキ パク
ん、うまうま
(ジー…)
…食べる?
「食べる」
はい
「あーん 」
もぐもぐ
「…ちょっとすっぱいのが強い」
あー小さい方選んだから
酸味強かったかもな
あれ?苦手だったっけ?
「そこまでじゃないけど」
炭酸結構飲むじゃん
「今はそんな気分なの〜」
さいですか
「オカワリ🍊」
姫君の手の届くところに
山盛り積んでおりますので
お好きに取りなはれ
「んじゃーね、これ向いて」
聞かんかい
そして自分でむきなさいよ…笑
「むーいーてーよー」
ぁーはいはい(ムキムキ)
はいよ
「あーん」
食べさせるまでかよ…
「あーーん」
はいはい、あーん
「あーん(パク)」
…いかがですかい?
「ん、良きかな」
パク
…お?これ甘い気がする
ちょっと当たり感
「…二へへ~」
なに?
「べつに〜♪(さっきちょっと
コロコロしといてよかった〜、なんてね)」
〜シロツメ ナナシ〜
『冬休み』
「ありがとうございましたー」
…ふぅ…、よしひと段落
今日はなんだかお客が多い
特に何となく親子というか
学生というか…。なんだろ?
学級閉鎖…?いや違うか…。
…ぁ、あーそっか、そうかぁ〜…
世間の学生さんは 冬休み かぁ
ラジオでは帰省ラッシュとか
そういう情報は色々と
聞いてたつもりだったけど
そういうことか〜
子どものことって
全然 念頭になかったわ…。
…はぁ〜、今年もおひとり様でした
…あいや、今年もおつかれ様でした だ…
楽っちゃ楽だけど…寂しいもんよねぇ
カランカラン
「いらっしゃいませー」
『よっ 来てやったぜ』
「お、お前か。おかえり」
…年に数回会う昔ながらの友人
…ま、悪くない、かな?
『俺さ今年9連休だけど お前は?』
「1連休だよ!こんちくしょうが!」
…前言保留!追い返そうかなぁこいつ!?
〜シロツメ ナナシ〜
『手ぶくろ』
冬に強い私のオトモ
寒さから守ってくれる
私と共に動いてくれる
私たちはフルシンクロ
寒さにとっても強いけど
時々滑るおっちょこちょい
中には滑りに
とっても強い子いるけれど
私の相棒
たまに時々おっちょこちょい
だけどこの子もちょい寒がり
だから先にあったまる
この子が先に
ストーブまえで あったまる
〜シロツメ ナナシ〜
『変わらないものはない』
変化を恐れず進んでいい
人生を進めば進むほど
多くの人がぶつかる壁
「変化が怖い」という壁に
自分が変わること怖く
これまで一緒にいた人に
嫌われるのではないのか?と
自分の知ってるあの人が
いつの間にか遠い存在
そんな人の変化の群れ
変化の不安にぶつかる日
どんなあなたもあなただよ
あなたがあなたの持つ変化
ひとつひとつを超えていけ
小さな変化を受けいれて
新たなあなたがその先で
いつも必ず待ってるから
変化を恐れず進んだあなたは
人の変化も受け入れる
とっても強い、あなたが待ってる
変わらないものはない
それはつまり一つの証明
『あなたも変わり続けていい』
遠慮なんてちっともいらない
成長・変化を続けてけ
それこそあなたの
人生だから
〜シロツメ ナナシ〜