星空が見えますか。
谷底にいるのに、
成り立たない文章
言っても言わなくても後悔する
期待しているのではない
じゅうぶんにねむりたい
過小評価
過大評価
言ってはいけない五文字
相性とか、不器用で自分に自信がなくて虚勢を張って当たり前に手伝ってもらう様を見て腹が立って悲しくて仕方ないのはなんでだろう
ねむれ ねむろ
あなたも あなたも わたしも
眠れるよ 私の頭の中でこんがらかった文字が夢を見せる
そう思ってれば良い
おまえ
おまえ
いつもしびれをきらしてひとりで走り出す。君はいつも遅い?考えてることが違うだけだよ。見えてるものも見たいものも違う。君に合わせていた私。ほんとうはもっといつでも、突然に飛んでゆきたいのに。今、気づいた。君に出会ってから知る幸せはそれまでと全く違うもので新鮮だったけれど、私は思う。わたしの追いかけてきたキラキラしたうつくしいものたちは、手に入らない。私はそれを拒否する。おどる。踊りながら、手を振る。
変わらないものはないのかな。わたしにはそう思えない。物心ついたときから変わらないわたしがいる。拙い思考で何をがんばるというの。抜け出す方法がわからない。溶け出すより先に固まる。言い訳なのかな。それすらわからない。わたしを肯定する人のやさしさを口の中で転がし続けて甘い。キャラメルの味。まともなふりもできない。ここにいるべきではないのに、辿り着いてしまった。
光と闇の狭間で眠る猫の尻尾がどちらへ往こうか迷っている。太陽のにおいのするほうへ、どうかそちらへ進んでおくれ、と祈るように見つめている。
怠惰な私とあの猫をどうか一緒にしないでおくれ。尻尾の毛の隙間から差す光は、私の弱さを取り込んで、身体中を巡る。太陽の光で蒸発させよう。沸騰する血液。青くて黒くて赤くて、どろどろとして誰にも見せられない。誰にも見られたくない。名前を知られたくない。
猫に名前をつけて、愛してほしい。
やるせなくて傷ついて、自分のしていることを無下にされ。だめになったときのことがあるから、無理をしないと決めたのに。思考が停止する。君も君も君も嫌い。好きだけど認められない。泣かないでいられるのならそうしたい。みんなつらくて私もつらい。バクバクと心臓を鳴らしながら飛び起きる夢よりも、石臼でひかれ続けるようにすり減っていく。言わないと決めているあの言葉。言わない。頭に何も浮かんでこない。真っ黒のまま。それは気遣いじゃなくてもっと残酷なものだと知らないの?かわいそう。それでもあの言葉は言わない。踊り狂って暮らしたい。