風に身をまかせ
どこまでも
どこまでもいける
雲をする抜け
お空のてっぺんにも
大きなうねりを受けて
ぱちっと虹色の膜がはじけた
私の姿は消えたけど
私の心はいまも
空をふわっふわっと漂っているよ
おうち時間でやりたいこと
行きたい所
見たい風景
食べたいものを調べよう
これから出掛ける時のために
~~乗り遅れ~~~~~~~~~~
子供のままで
子供がどんなものだったか覚えてない
いつ大人になったのか分からない
だから、一番若い今の自分が自分の中では
子供ってことで良いかな
~~乗り遅れ2~~~~~~~~~~
愛を叫ぶ。
叫んだ想いは届くだろうか?
届いた想いは実を結ぶだろうか?
暑い、燃えるよう
何もかもが嫌になる
頑張ることの意味を感じられない
このまま溶けてなくなりたい
いまいましげに太陽を見上げる
かざした指の向こうに
白い光がひらっとひらと動くのが見えた
幾ばくかの空白のあとに
それが紋白蝶だと気づいた
心配して来てくれたの?
それとも、諦めるなって叱りにきたの?
忘れられない、いつまでも。
そう思っていた
涙が尽きるほど泣いた夜のことも
ふと手を止めた瞬間に沸き上がる後悔も
面影に触れるだけでじくじくと胸が痛むことも
いつまでも無くならないと
でも、
気づいてる?
今でもやっぱり悲しくなるけど、あなたといた
あの頃がほんのり甘くて切ないものだったと
思えるようになったことに
だから、
忘れたくない、いつまでも。
始まりは同じ日だった
だが、半年を過ぎる頃から次々と旅立つ仲前を目にすると
どうしても気が焦った
元が違うから仕方ない、それは分かっている
成るものが別なのだから当然だ、それも分かっている
でも、つい自分と比較してしまう
一年後、ついに自分にも、その時がきたのだ
「おっ、今日は味噌煮込みうどんか」
「わざわざ豆味噌使ってるんだよ」
「いつもの味噌(米味噌)と何が違うの?」
「材料も違うけど、発酵期間も長いはず。
煮込んでも味噌の風味が強いんだって」
「へぇ、同じ味噌でもそれぞれで違う良さがあるんだね」