8/8/2024, 4:28:55 PM
蝶よ花よ
私の在り処を知らないか
7/1/2024, 4:16:48 PM
叩きついては流れていく
雨 あめ アメ
「わ、すごい雨」
「帰る時もこれじゃ参っちゃうね」
PCの隙間から上司が口々に言う
「案外、悪いものでも無いですよ」
その言葉を飲み込んで帰宅の途につく
「ただいま。」
1人で暮らすようになってから
夜の雨が好きになった
窓から見える水一粒一粒が
私を無条件に受け入れてくれる
「今日は遅かったね」
「雨で電車が混んじゃって」
「何だか悪いね」
「貴方のせいじゃないよ」
雨は私のお話し相手
6/26/2024, 11:13:29 AM
自分は自分のままのつもりなのに
いつの間にか変わっていって
そうこうしている間に
相手も何だか変わっていって
軋轢が積み重なって
会う理由を設定することすら無くなって
あの頃のあなたには
あの頃の私には
もう会えないのだと思う
何故か今ふと
あの頃とあの君を思い出して
繋がるって難しい
結ぶって重い
解くのって淋しい
6/13/2024, 1:55:57 PM
過去も未来も
酸いも甘いも
いろいろな一片が集まって
紫陽花一輪
憂いと憎しみを包んで
雨を待つ
洗い流してくれ
そうして季節が通り過ぎたなら
綺麗さっぱり消えようか
6/6/2024, 12:15:53 PM
事由なく涙が出ることが増えた。
嬉しいこと、楽しいこと、
幸せになって然るべきシーンは
日常に溢れているはずなのに、
何処かに隙があって、
その隙間にジトジトとした
赤黒い気持ちが
蠢いている。
悲しみ憎しみ
妬み嫉み
美しくないものが
私の辺りを渦巻いている。
日々何となく健やかになりきれない
今の私にとって、
最悪とは果たして何だろう。
外見だけの充実を纏った
今の私に、
最悪など存在するのだろうか。
最悪を考えられるのは、
心の余裕と充足あってこそなのかもしれない。