夜明けに微睡み
朝日に目覚め
支度も終えたら
いざ、と参るは 玄関の先
季節風の示す方位を
肌身で学び、歩く旅
薫風に胸を弾ませ歩を進めれば
意識せずとも頬は綻ぶ。
私、は未完成が良い。
足らぬ事を知るが故
足せる事は数知れず
この心に蓋をしようなんて
できようはずもないのだから。
ー 心の健康 ー
お姉ちゃん、何を弾いてるの?
パパのギター、借りたんだ
この音楽好き!
ふふ、私も好きで覚えちゃった
姉ちゃん、それ何って弾いてるの?
これねぇ、カリンバって言うんだって
優しくて綺麗な音色だね
そうでしょ、思わず買っちゃったよ
姉さん、最近は楽器触ってないの?
うん、弾いてる時間がなかなか無くてね
そっかぁ、また聴きたかったから少し残念だな
カラオケには今でも行ってるんだけどね
姉さんの歌、また聴きたいな〜
そう?また近々一緒に行こうか
うん、楽しみにしてる!
姉の奏でる音楽と、楽しそうな表情が
幾ら時間が経とうとも
ずっと好きなままで。
いつか猫になれたなら
あの人の音楽が聴ける場所で
日向ぼっこに微睡みたいと、そう思う。
ー 君の奏でる音楽 ー
◤◢◤◢WARNING!◤◢◤◢
飛んだ、とんだ。
エキセントリックな色味の羽虫が
麦わら帽子を繭を弾いて飛んだ。
母は台所に座り込んで
ピンクの象とずっと笑いあっている
父は口から轟音を放ち
小学生の様に障子を破いて回っていました。
私は幸せです、大丈夫。
私は見散る事は泣く
しかし、とても
しあわせだと、足りぬとは
辛せなことなのだと理解します。
我々、子どもと呼ばれる心の未熟な幼さたちは何時だって全てを残酷なまでに純粋に見続けては在り続ける事を学んでいるのだと生まれ落ちる前からずっとずっと知っているのです。
だから、私は�����
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ー 麦わら帽子 ー
列車が走る
滑りゆく景色は
置き去りにして
夢に向かってひた走る
君も村も遥か遠くへ
けれども想いはすぐそばに
手紙という形を得たら
どうか離れたこの距離を
いつかまた縮めておくれ
ー 終点 ー
感情線を辿った先に
夢の終点が願えるならば
どうか、旅の終わりは
君でありますよう。
上手くいかなくたっていい。
これ以上に心が痛くなるくらいなら
どうにかして、この場所を出て…
本当に傍に居たい人達と
会って、ただ話をしたい。
どれだけ、外が暗かろうと
穴蔵よりは光に溢れているだなんて
酷く単純明快で分かりきった皮肉に
今更、思い至っては笑い泣いてしまった。