7/26/2023, 3:05:11 PM
他人に喜んで分け与える人。それが彼女の第一印象だった。
困っている人がいれば息をするように助け、ただ、そうするのが当然、というように老若男女問わず手を差し伸べていた。
そんな彼女を「偽善者」と陰口を叩く人間もいた。
なにかの拍子でふと尋ねてみたことがある。どうしてそんなに人の為に行動できるのか、と。
彼女はまるで苦手な野菜を話すかのように言った。
「誰かのためにじゃないと生きられないんだよね。自分のために生きられないの。」
少しうつむき寂しげに言葉を続けた。
「これも『偽善』なのかな……。」
/「誰かのためになるならば」
7/25/2023, 2:34:21 PM
私は大切にしていたつもりだったのに、あなたには窮屈だったみたいだ。
「鳥かご」
7/25/2023, 1:45:44 AM
男女間の友情は存在するのか。
最近は男女の定義もグラデーションがあり、難しくなっている。
例えば、
身体の性は男女でも、心の性は同性で、友情が結ばれていればそれは男女の友情なのだろうか。
例えば、
心の性は男女でも、身体の性が同性で、友情が結ばれていればそれは男女の友情なのだろうか。
結局性別なんて関係ないんだよ、自分には。
僕は考えるのも面倒になって口の中の氷を噛み砕いた。
/「友情」
7/21/2023, 10:18:28 AM
不労所得。
/「今一番欲しいもの」
7/18/2023, 2:56:20 PM
私の私による私のための夢。
あぁ、このまま夜が明けなければいいのに。
/「私だけ」