狼星

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3/9/2023, 10:36:29 AM

テーマ:過ぎ去った日々 #117

過ぎ去った日々は思い出として
これからやってくる日々は経験へ

過去は未来のために
未来は次の世代のために
私は私の次の世代のために

この人生という時は
私だけのものではなくて
出会った者みんなの運命を変える
それがいいものになるか
悪いものになるか
それは自分次第

あなたの人生で私の文章が
少しでも生きる糧になれたなら
あなたに会えたこと
それ自体が奇跡だから
会えたことが奇跡なら
いい思い出として残しておきたい

過ぎ去った日々はもう二度と戻らない
でも これからのことはまだ変えられるんだ
変えてみない? 
あなたの未来

3/8/2023, 11:26:51 AM

テーマ:お金より大切なもの #116

お金より大切なもの
それは愛?
貴方のことを大事に思ってくれる人

お金よりも大切なもの
それは絆?
貴方を大切に思ってくれる友達

お金よりも大切なもの
それは知識?
お金だけではしれないもの

お金よりも大切なもの
それは命?
けして奪ってはいけない
奪われてもいけない

お金よりも大切なもの
それは人生?
誰にもが一緒の道へは歩めない

お金よりも大切なもの
それは想像力?
誰にも理解されないかもしれない
でもそれは
ときにあなたを救ってくれるかもしれない

お金よりも大切なもの
それは自分自身
あなた自身を見失ったら人生楽しめない

3/7/2023, 12:15:43 PM

テーマ:月夜 #115

ーーコンコン
一人の男がドアを叩く。
「月夜の晩にどちら様ですか?」
家の中から老婆が出てきた。
「旅のものです。一晩止めていただけないでしょうか」
「まぁ、まぁ。こんな雪の中…。大変でしたね。
 さぁさ、お入りなさい」
老婆はそう言って男を中に入れる。
「狭い家ですが、どうぞ休んでいってください」
そういった老婆は、男を囲炉裏へと案内する。
そして男に茶を出す。

「月が今日はきれいですねぇ…」
老婆はふと言った。
「おじいさんも、遠くでこの景色を見ているのかしら」
老婆の言葉に男は茶をすすり聞いた。
「おじいさんに会いたいですか?」
と。
「えぇ。でもおじいさんは、あまり早くこっちに来るなって言いそうね」
老婆は答える。
「死ぬのが怖くないんですか」
男は躊躇なく言った。老婆は少しの間じぃっと男を見つめる。
「死ぬのは怖い。でもおじいさんにも会いたい。こんなの矛盾しているって私もわかっているのよ。
でもね、歳をとるたび思うのは、大切な人がいたときが一番楽しいってこと。失って初めて気がつくの。失ってしまったらもう、遅いのにね」
老婆は遠くを見つめるようにして目を細めた。
「あら、ごめんなさいね。私の話なんて聞いても面白くないのに。寝る支度をしますね」
男は立ち上がる老婆を見ていた。何も言わず、じっと。

静かになった家の中。
老婆は布団を敷き眠りについていた。
そこに忍び寄る黒い影。家の窓からのわずかに月明かりに何かが反射する。それは大きな釜だった。
忍び寄る黒い影は、男のものだった。
男は死神だった。今宵、老婆の命を頂戴するつもりだ。
死神は眠る老婆に釜を振り上げた。
ところで静かにおろした。男は何も言わず老婆を見つめ、静かに家を出た。

朝、老婆が目覚めたときに既に男の姿はなかった。
しかし、丁寧にたたまれた布団が男がいたという証明になっていた。
「まぁまぁ、丁寧な『死神さん』なこと」
老婆はそれを見てそう言って微笑んだ。


♡1600ありがとうございます㊗🎉

3/6/2023, 12:55:55 PM

テーマ:絆 #114

世界中の人々が絆を結べたら、
戦争しないで助け合えるのかな
差別しないで
みんな一緒のものを食べて
みんな一緒のものを勉強して
みんな一緒の平和な生活ができるのかな

きっと無理な話だろう
戦争はなくならないし
その戦争で亡くなる命の数だってたくさんある
その失った命のために人は戦う
その命が亡くなる
その繰り返しで生まれた負の連鎖は
止まることを知らない

どの国も自分の国が一番正しいと思っている
どの国も自分の国が一番強いと思っている
だから負けたくない
だから戦争を続ける
もし負けを認めたら一気に攻撃されるのではないか
もし負けを認めたら多額のお金を払わないといけない
もし負けを認めたら戦争しているときよりも
酷い生活が待っているかもしれない
差別されたり
強制的に連れて行かれる拉致が起こるかもしれない
平和な世界なんて来るはずがない

みんなそう思っている
平和を望んでいる
でも
平和を信じられない
誰もが皆 苦を感じない世界なんて
存在しないんだって
だから世界が絆を結ぶだなんて
ただの空想でしかない
ただの小さな人間一人の思考でしかない

3/5/2023, 1:31:39 PM

テーマ:たまには #113

今日は何しよっかな…って思って曲を聞いていると、懐かしいアーティストさんの新曲が流れてきた。
あ、このアーティストさん中学生の時、めっちゃ聞いてたな〜。とか思った。
そのアーティストさんの懐かしの曲を聞いていると、そう言えばこのアーティストさんたち、ラジオやってたな〜と、また思い出した。動画サイトを開くと、まだアーカイブが残っていて、たまにはラジオも聞いてみようかな。と思い再生ボタンを押す。
アーティストさんたちの楽しそうな笑い声、何気ない話で盛り上がっているのを聞くと、自然と私は笑顔になっていた。
そう言えば、このアーティストさんたちの曲聞いているときラジオパーソナリティ目指していたな、とか思ったりして。当時は、アーティストさんと一対一で話してみたいということを強く思っていた。
今でも話してみたいとは思うが、その影響で高校を選んだと言っても過言ではなかったほど、当時の私はラジオパーソナリティという役職とラジオとアーティストさんの歌う曲にハマっていた。
今回の新曲もとても良くて、何回もリピートして聞いている。もちろん自分が歌いたいから歌っているというのもあると思うが、歌っているアーティストさんは凄いなって思う。
感情を曲に乗せて伝えるのがプロだし、尊敬という言葉では足りない。憧れる。私は文章に感情を乗せるのが好きではあるが、けして上手というわけではないから。
世の中広いんだなと思うし、努力しているからこそ勝ち取れたものがあるんだなと思う。
私が彼らの曲に追いつけることはないだろう。
でも、彼らの曲を聞いて前に前に手を伸ばすことはできるんじゃないか。走って走って、時には休憩して。
彼らの見ていたものを形は違うかもしれないが、いつか私にも見えたなら。
私はそんなことを夢見る。

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