忘れたくても忘れられない
貴方は私のヒーローだった
でも、私だけのヒーローじゃなかった
貴方と過ごした時間を忘れたい
貴方の声、表情、仕草、忘れられない
忘れたくても忘れられないから、
私は一生助からない
君からのLINE
前は君から連絡くれたのに
どうでもいい事ばっか話したのに
恋バナもしたし、デートの約束もしたのに
今は私から連絡するだけ
業務連絡だけで返事はそっけなくて
今も好きで、連絡したいのはわたしだけで
もう好きじゃないならそう返信して欲しい
おもわせぶりなんてしないで欲しかった
君からのLINEはもう来ない
タイトル 世界に一つだけ
私の醜くて、歪んで、真っ黒な心も、
あの人の綺麗で、真っ直ぐで、真っ白な心も、
わたしのあなたを想う気持ちも、
あなたのあの子を想う気持ちも、
すべて世界に一つだけ、
みんな世界に一人だけ、
みんな違う、ひとりぼっち、
みんな一つ、ハイタッチ
胸の鼓動
あなたに初めて会ったとき、胸が高鳴った。
あなたが他の女の子と話すとき、胸がざわついた。
あなたが昔好きだった人をいまだにひきづっていると知ったとき、胸が痛くなった。
あなたが笑いかけてくれたとき、胸が一杯になった。
あなたから返信が来るたび、胸がおどった。
勇気を出して誘った花火大会。浴衣を着て待ち合わせ場所に向かう。あなたは気づいている?私の気持ち。
私はわからない…、あなたの気持ち。電車が来て、一歩足を進める。電車が動き出す、それと同時に私の鼓動も早くなる、はやく、はやく。電車を降りても胸の鼓動は止まらない。はやくなる、はやく、はやく、あなたに会いたい。
踊るように
将来の夢という題名の作文は周りに合わせて、お花屋さん、パティシエ、先生…。適当に夢を語って、周りの大人の反応を気にしていた。大人が求めている答えを知っていた、いや知りすぎていた。小さい頃から、夢などなかった。いや、そう自分に言い聞かせていた。
書くのが怖かった、何か言われるのが怖かった。心の奥底で強く音が鳴りひびいていた。その音に気づかないふりをした。ただ、あのとき本当は願っていたのかもしれない、ダンサーになりたいと。ただあのとき書きたくてたまらなかったのかもしれない、踊りたいと。踊るように書きたいと。