ゆう

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3/23/2025, 1:41:58 PM

曇り

私は曇り空が好きだ。
何故なら私のこの優柔不断で曖昧な
この心を映しているような気がして

3/20/2025, 12:38:55 PM

手を繋いで

私の高校生活は充実したものだった。
友達も居たし、部活も楽しかった。
成績も至って普通。大学も希望のところに行くことが決まっている。
が…

 『一度も彼氏が出来なかった!』

一度でも良いからそういう相手が欲しかった!
もしそういう相手ができたら言いたかったのに…

 「お願い。手を繋いで」

3/19/2025, 3:13:01 PM

どこ?

私には彼氏がいる。
とってもイケメンでとっても優しい人だ。
だが、最近彼が冷たい。
電話も出てくれないし、家にも帰っていないみたい。
彼の大学に行っても、まるで何かに怯えているように…

今日は私の大学の友達とカフェでお茶をしている。
 「ねぇ〜私の彼氏がさ、最近冷たいんだけど、
  どうしたら良いのかなぁ?」
 「は?そんなことどうでも良いよ!それより、
  私の推しのヒロキがさ、ストーカーに遭ってる
  みたいなの。ヤバくね?」
 「そんなことって…」

私の友達は私の話に興味が無いらしい。

ねぇ、どこに居るの?
“ヒロキ”

3/17/2025, 1:02:49 PM

叶わぬ夢

『あの時こうすれば…』
『あの時ああすれば…』
こんな事は叶わないって分かってるのに
何故、人は望むのか。

私も望む。
あの時もっと勉強していれば、
今の私じゃ想像のつかない、生活を送れていたのだろう。

3/16/2025, 11:04:28 AM

花の香りと共に

僕には気になる人が出来た。
彼女は月に一度、同じ日に花を買ってくれる。
僕は今日思い切って聞いてみた。
 「お客様、何故毎月同じ日にこの『紫のヒヤシン     
  ス』の花を買って行かれるのですか?」
 「1年前の今日、私の旦那が事故にあったのです。」       
 「そうなんですね…」
 「彼、私の所為でこうなってしまったので…」
僕の恋はこの『紫のヒヤシンス』の香りと共に消え去ってしまったらしい。


紫のヒヤシンスの花言葉
 初恋のひたむきさ
 ごめんなさい らしいです。

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