一ノ瀬

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9/8/2024, 12:55:27 PM

僕には恋がなんなのかよくわからない。

小さい頃から親はよく喧嘩していて、
結婚なんて、恋なんてするもんじゃないと思って生きてきた。

でも、中学、高校、大学…
どんどん大人になるにつれて、
周りは恋人が欲しいだの
あいつはかわいいだの
結婚したいだの
そんな話ばっかり。

みんなが幸せそうに話すから、
恋バナを聞くのは好きだけど、
僕はいつでも第三者で傍観者であるべきだ。

いまだにこの類の胸が高まる気持ちはわからない。


ー胸の鼓動

9/7/2024, 4:12:07 PM

君は踊るような音を感じたことはあるだろうか。

重力を感じなくて、
さっぱりとしているような。
そんな音。

まあ、僕が勝手にそう思ってるだけだけどさ。

そんなふうに人生も生きられたらなって
ときどき思ってしまう。

過去のこと
未来のこと

考えすぎずに、
思い詰めずに、
ただ今を生きて。
この瞬間だけを生きてみたい。
踊るような生き方をしてみたいなって。


ー踊るように

9/6/2024, 3:46:00 PM

君は優しい人だ。
こんな僕でも君のその優しさは感じたよ。
人の優しさを素直に受け取れない、
捻じ曲げて受け取ってしまう僕にも。

だって、あんまりにも君が
僕とまっすぐに向き合ってくれるから。
決して見返りなんて求めなかったから。


君の不幸は全部僕が背負っていくからさ、
君は君だけはどうか幸せでいてね。

君は優しいから、
こんな僕に対してもきっと
もっと何かできたんじゃないかって
責めちゃうのかな。

そんなこと思わないでね。
僕は君にたくさんもらった。
十分すぎるくらいに。
この結末は僕の意志だ。
僕が決めたこと。
決して君のせいじゃない。

今まで苦しみに耐えてきた分
君は幸せになれるよ。絶対に。
今までありがとう。
さようなら。


ー時を告げる

9/6/2024, 6:40:27 AM

僕の両親は海が大好きだった。
だから、毎年夏になると海に連れて行ってくれて
家も窓から海が見える場所にある。

そして、母さんと夜に海辺を散歩するのが僕の日課だった。父さんは仕事で帰りがおそいから。2人だけで。


そんなある時、母さんがとっても綺麗な貝殻を見つけて、それをネックレスにして僕にくれたんだ。

すっごく嬉しかった。
宝物にしようと思った。
一生大事にしようと思った。

だから、ずっとずっと肌身離さず持っていたんだ。
離れていても母さんがそばにいる気がして、
心の支えでいてくれる気がして。


もちろん今でも持ってはいる。
でも、今ではこれを見るたびに
あの時を思い出すたびに
心が苦しくなる。


いつしか父さんは家を出て行ってしまったんだ。
そこから母さんの心は壊れていって。

色々と僕なりに考えて寄り添ってみたけど、
僕には何もできないのだと思った。
僕が何かしたところで母さんの心の穴は埋められないのだと。
あの時のような笑顔の母さんはもういない。

それでも母さんは夜になると海を眺めている。

何を考えているのだろう。
もうわからない。
どうしたら僕に振り向いてくれるのだろう。
考えてばかりだ。
いっそのことこいつと一緒に海へ行こうか。


ー貝殻

9/5/2024, 9:58:07 AM



君は名前の通り光り輝いていて
みんなの憧れだ。

僕も思った。
こんなにも名前の通りに生きてる人を見るのは初めてだと。

でも、どんどん関わっていく中で感じたんだ。
君はそんな風に生きたいと思っていないということを。

他人に縛られるのはもうやめようよ。

光も陰も関係ない。
自分らしく生きていれば、
君が幸せでいてくれれば、
それでいいんだ。

他人の評価なんて気にしなくていい。って
僕はそう思うよ。


ーきらめき

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