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6/10/2023, 10:56:25 AM

学校で、将来なりたい事について問われた。
僕は、人の役に立つ仕事がしたいと答えた。
どこにでもある、至って普通な答え。

本当は、将来なりたい事なんて無いし、そもそも、そんな『なりたいっ』というような希望なんて持てない。

では、何故、そう思っているのに嘘をつくのか。
それは、人と何か違えば、異端扱いになると思うからだ。
この国は、大勢が正で、少数は、悪。
それだから、みんなの意見などは似たり寄ったりだ。
だって、皆、空気の重圧に負けてしまうから。
人と違うことが、怖いんだ。


じゃあ、僕が、本当に将来なりたい事ってなんだろう。

医者?
美容師?
会社員?

どれも違う。
嗚呼、でも本当は答えなんて知っている。
────本当は何もしたくない。

仕事の責任が怖いから。失敗したら怖いから。
そんな理由。
皆はきちんと将来について考えているのに、僕は考えていない。

嗚呼、僕って、本当、社会のゴミだよな。



お題【 やりたいこと 】







6/8/2023, 1:22:48 PM

もうすぐ、受験を受ける。

落ちたら、どうしよう。周りからの重圧に潰れてしまいそう。

どれだけ勉強しても、分からない問題があると不安になって、分からない自分にイライラするし、何より焦る。

僕は今、そんな人生の岐路に直面している。

こんな時、僕は何を頼りにして、どう行動すればいいんだろう。

そんな疑問の答えは、受験が終わった今でも、未だに見つけられていない。



お題【 岐路 】


6/7/2023, 12:20:22 PM

明日、世界が終わるらしい。
それならば、と僕は外に出た。
外は雨が降っていて、僕は傘をクルクルと回し、弄びながら向かった。

着いた先は墓地。
かつて、交通事故にあった彼女が眠る場所。
花を買っていけばよかった、などと今更な後悔を少し感じた。

彼女の前に僕は腰を下ろした。
明日、世界が終わるのなら、きちんと君に謝りたい。

「ねぇ、──────。」

そう言って、僕は、ぼやけた視界で微笑んだ。



お題【 世界の終わりに君と】



6/6/2023, 3:04:24 PM


嗚呼、最悪で最低な人。

そう、誰かを罵れば、そう罵った私も、それを聞いた人から、『最悪で最低な人』と認識されるのだろう。

それは、とても怖い事だ。

ならば、口に出さぬようにしよう。

嗚呼、でも、少しも愚痴を零さないというのは、……とても最悪な気分だ。



お題【 最悪 】

6/5/2023, 11:31:06 AM

『誰にも言えない秘密』
って誰にでもあるよな。

それを、いざ人に言ってみれば、理解も共感もされずドン引き、はい、おしまい。

それが、家族、親友だろうと、所詮は他人。
自分の考えを全て理解してくれるなんて有り得ない。

…有り得ないけど、やっぱり、理解されたいって気持ちはあるんだよな。




お題【 誰にも言えない秘密 】

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