「じゃーなっ」
眉は下げ気味に笑う君。
そんな君を見て私は力を込めて叫んだ。
「バカやろう、大っ嫌いだ」
って。
我を忘れてなどいない。
私は私だと分かっていても。
ただその笑顔が、よく見えなくて。
「私は好きだけど」
「たとえ女の子でも男の子でも、君は変わらないじゃん」
「女の子だけど男の子、って超お得じゃない?」
私よりも長い髪が、綺麗で羨ましかった。
私たちはまだ大人じゃないけど、もう子供じゃない。
夕陽の逆光に照らされて見えない君を追いかけたくて。
「先に好きになったのはそっちじゃないか……」
握った拳は、何かがが失われたみたいに力をなくした。
溢れそうな涙だけを必死に耐えて堪えた。
#2024.10.9.「力を込めて」
お久し鰤の汚水藻野です。
やべーです、そろそろ飽きてきましたよ描く習慣。
習慣になってねぇじゃねぇか。
またテストが迫ってきてるので頑張ります。
「今度はこんな世界で巡り会わないようにな」
なんて笑って言ってた。
「"次"も巡り会ったらたまったもんじゃねーわ」
と口角の少し上がった顔。
「この世界ではお偉いさんの城だったな」
「前は確か、普通の家庭」
「そん時の親が、仲良かったんだよな」
「俺ぁ、次はもっと、人も少ねえ村がいい」
「できればジジイとババアが多いやつね」
「めっちゃ嫌」
「その村で会ったとして、敵がいなきゃ俺は行かねえよ」
「敵くらいいるさ」
次は何でもない道路でもいい。
必ず、逢おう。
「……とか言ってたあいつはどうしたかな」
「流石にこんな約束……覚えてるわけねーか」
「ただの前世だしな」
俯きながら静かに笑った。
#2024.10.4.「巡り会えたら」
おはようございます。
最近全然書けなかったんですが、テストまで1ヶ月切ったのでこれがテスト前で最後になるかもしれない。ぴえんぬ。
ぴ+え+ん
この文字の並びってこんなに面白いってか可愛いんだな。
9月ってさあ、もうちょいで終わるけどさあ。
8月と比べて格段に涼しくなってくれると思うやん?響き的に。でもさあ。
なんでまだ太陽仕事しとるんやろな。
給料出んのに。
ウチからしたらほんまに迷惑やねんけど。
なんで間に割り込んでくるんあいつ?
ウチ風やんかあ。最近の風涼しなっとるやん、あれウチのおかげなんにさ。
太陽がまだおるから秋なっとらんねん。
全部太陽のせいやわー。
#2024.9.26.「秋🍁」
誰かが自分の名前を呼ぶ。
そんな声がする。
全然知らない人の声だと思う。
だけどどこか懐かしい。
一音一音がゆっくりで、温かみのある声。
低いとも高いとも言えない、安心する声。
一体誰なんだろうな、そう思いながら毎日を過ごす。
……本当に誰だよ。
#2024.9.22.「声が聞こえる」
え、昨日のhrak、ろでぃとかジュリアン出てましたよね!?!?!?!?ふあ!?!?!?!?!?!?
大好きです、ありがとうございます、美味しかったです。
ジュリアンマジ永遠に幸あれ。
てか昨日映画見ました。もう情緒がやばくなってる、語彙力もなくなってる。
秋の恋は長続きする。
と言った人は長続きしたんだろうか。
俺の恋を大事にしたい。
そう、大事に。
二人の高校生の男女が、互いに好きを言えずにどんちゃん騒ぎするアニメ、漫画、ドラマ、小説。
そういう、3次元のような"どんちゃん騒ぎ"を、一度でいいから、俺の恋した人としてみたい。
いや、まずあっちが好きかどうか分かんないけど。
もし、世界が二人だけで回っていたら、なんでもできるのに。
#2024.9.22.「秋恋」「大事にしたい」