汚水藻野

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10/9/2024, 1:51:21 PM

 「じゃーなっ」
 眉は下げ気味に笑う君。
 そんな君を見て私は力を込めて叫んだ。
 「バカやろう、大っ嫌いだ」
 って。

 我を忘れてなどいない。
 私は私だと分かっていても。
 ただその笑顔が、よく見えなくて。


 「私は好きだけど」
 「たとえ女の子でも男の子でも、君は変わらないじゃん」
 「女の子だけど男の子、って超お得じゃない?」
 私よりも長い髪が、綺麗で羨ましかった。


 私たちはまだ大人じゃないけど、もう子供じゃない。
 夕陽の逆光に照らされて見えない君を追いかけたくて。

 「先に好きになったのはそっちじゃないか……」

 握った拳は、何かがが失われたみたいに力をなくした。
 溢れそうな涙だけを必死に耐えて堪えた。


#2024.10.9.「力を込めて」
 お久し鰤の汚水藻野です。
 やべーです、そろそろ飽きてきましたよ描く習慣。
 習慣になってねぇじゃねぇか。

 またテストが迫ってきてるので頑張ります。

10/3/2024, 10:33:14 PM

 「今度はこんな世界で巡り会わないようにな」
 なんて笑って言ってた。
 「"次"も巡り会ったらたまったもんじゃねーわ」
 と口角の少し上がった顔。

 「この世界ではお偉いさんの城だったな」
 「前は確か、普通の家庭」
 「そん時の親が、仲良かったんだよな」

 「俺ぁ、次はもっと、人も少ねえ村がいい」
 「できればジジイとババアが多いやつね」
 「めっちゃ嫌」
 「その村で会ったとして、敵がいなきゃ俺は行かねえよ」
 「敵くらいいるさ」

 次は何でもない道路でもいい。
 必ず、逢おう。



 「……とか言ってたあいつはどうしたかな」
 「流石にこんな約束……覚えてるわけねーか」

 「ただの前世だしな」
 俯きながら静かに笑った。

#2024.10.4.「巡り会えたら」
 おはようございます。
 最近全然書けなかったんですが、テストまで1ヶ月切ったのでこれがテスト前で最後になるかもしれない。ぴえんぬ。
 ぴ+え+ん
 この文字の並びってこんなに面白いってか可愛いんだな。
 

9/26/2024, 1:59:54 PM

 9月ってさあ、もうちょいで終わるけどさあ。
 8月と比べて格段に涼しくなってくれると思うやん?響き的に。でもさあ。
 なんでまだ太陽仕事しとるんやろな。
 給料出んのに。
 ウチからしたらほんまに迷惑やねんけど。
 なんで間に割り込んでくるんあいつ?
 ウチ風やんかあ。最近の風涼しなっとるやん、あれウチのおかげなんにさ。
 太陽がまだおるから秋なっとらんねん。
 全部太陽のせいやわー。

#2024.9.26.「秋🍁」
 

9/22/2024, 10:45:28 AM

 誰かが自分の名前を呼ぶ。
 そんな声がする。

 全然知らない人の声だと思う。
 だけどどこか懐かしい。

 一音一音がゆっくりで、温かみのある声。
 低いとも高いとも言えない、安心する声。

 一体誰なんだろうな、そう思いながら毎日を過ごす。
 ……本当に誰だよ。

#2024.9.22.「声が聞こえる」
 え、昨日のhrak、ろでぃとかジュリアン出てましたよね!?!?!?!?ふあ!?!?!?!?!?!?
 大好きです、ありがとうございます、美味しかったです。
 ジュリアンマジ永遠に幸あれ。
 てか昨日映画見ました。もう情緒がやばくなってる、語彙力もなくなってる。

9/22/2024, 10:00:33 AM

 秋の恋は長続きする。
 と言った人は長続きしたんだろうか。

 俺の恋を大事にしたい。
 そう、大事に。

 二人の高校生の男女が、互いに好きを言えずにどんちゃん騒ぎするアニメ、漫画、ドラマ、小説。
 そういう、3次元のような"どんちゃん騒ぎ"を、一度でいいから、俺の恋した人としてみたい。
 いや、まずあっちが好きかどうか分かんないけど。

 もし、世界が二人だけで回っていたら、なんでもできるのに。

#2024.9.22.「秋恋」「大事にしたい」

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