4月からは、高校生
普通は、高校生活に胸を膨らませるだろう
だが、私は期待も、希望も抱いていない
私が、高校生活へ抱いている気持ちは、
絶望、不安、嫌悪感、
そんな、どす黒いもの
私は、楽しく高校を過ごせるのだろうか
後悔ばかりが募っていく
今日は、私の中学校の卒業式だった。
わたしは、最初っから中学校には、あまりいい印象を抱いていなかった。
それほ、今でも変わらない。
卒業式が終わり、やっとこことさよならだ、
と思うほどだ。
私は、気持ちがスッキリーーーーーしなかった。
私自身もよくわかっていない
漠然と、心に穴が空いたような感じがした。
なんで?なんでだ?なんで。スッキリしないんだ?
そう考えれば、考えるほどに、わからない
頭がぐちゃぐちゃして気持ち悪い
スッキリするはずだ。
だって、この中学校は、私たち家族を壊したではないか。ぐちゃぐちゃにさせたでは無いか。
なんだ?
そんな中学校ですら、私の中では大事なもの、価値のあるものだったのか?そんなの有り得るはずがない。
確かに友達はいたし、楽しかった。
でも、この中学校を好きだ。なんて思ったことがない
ましてや、教師さえ憎んでいたのに
そんなことありえないのだ
悲しさではない、心に穴がひとつ空いているのだ
なんとも言えない、気持ち悪い感触ー
私は、中学校最後、そんな感情におそわれた。
これは、私の話です。そして、4月からは高校生です。
しまり良く終わらなくてすみません。
終わり方が分からなくて、いい終わりかたを、探した方が良かったんでしょうけど、一刻も早く言葉にしたかったんです。私の気持ちを、言葉にしたかったんです。
私の気持ち
アラームの音、お母さんが私を呼ぶ声
いつもと変わらない朝の始まり
朝の支度を済ませ、行ってきます、
と言い、家を出て、学校へ行く道を歩く
今日は、一段と冷え込み、体が震える
息を吐くと、白い息がフーっと出る
それが、少し嬉しくて、ワクワクする
私の通学路には、湖の近くを歩くところがあり
いつもその景色を見ては、綺麗だなぁ
としみじみ思う
でも、湖の近くなだけあって、冬の季節になると
本当に寒い。手がかじかんで、日も当たらないから
余計に寒く感じる
でも、そんな通学路が、意外と好きだったりする
気持ちがスーッと晴れていくような感じがするからだ
「今日も一日がんばろう」
そんな気持ちを抱いて、学校へ行く道を歩く。
一日の始まり
私には、好きな人がいた
あくまで、これは過去形だ
別に、好きな人に告白して
振られた訳とか、そういう訳ではない
ただ、冷めてしまったのだ
あなたの言葉を聞いてしまって
なぜ、あなたはそんな簡単に、毒をはけるのだろう
私は分からない
分かりたくもない
あなたのそんな一面知りたくなかったのに
ずっと、好きでいたかったのに
どうして
あの日のあなたの言葉が
ずっと頭をぐるぐる駆け巡っている
あぁ、苦しい
最悪な恋の終わり
通り過ぎていく人を見ると、
あぁ、この人にもいろんなことがあって
いろんなことを思いながら
生活してるんだろうなって
よく思う
ふと思うこと