11/28/2024, 7:51:57 AM
愛情
普段は忘れて生きてるけれど、
時折そいつが顔を出す。
無意識の下、その日誰かに
もらった愛を食べている。
味がするもの見境もなく、
あてを見つけて食いつなぐ。
満たされていればそれでおしまい、
けれど時折顔を出す。
なんのつもりもないものが、
今日もごはんはもらえると、
なんの根拠もない信頼を、
静かながらにねじ曲げる。
痛む空洞が異物となって、
おなかがすいたと訴える。
それで初めて愛情を、
見い出していたことを知る。
気付けないから、また忘れてしまうから。
こんな私でも分かるほどの愛情を、
誰か、どうか。
11/25/2024, 10:45:37 PM
太陽の下で
暖かい、冷たい、よく分からなくなる。
眩しいもの、暖かささえ痛いもの、逃げ出したくなるときもあるけれど。
ただ、ぴんと張った空気の中、太陽の下で生きている。
居心地の良さも悪さも、何かを感じられている。