Open App
10/9/2025, 5:56:28 AM

アイツには笑っていてほしい。
けど、アイツを笑わせるのはオレじゃない。

だからオレは身を引く。
アイツの幸せが、オレの幸せだから。







…って、それっぽいことを言ってはみるけど、
結局オレは臆病なだけなんだ。




確かに、心からアイツの幸せを願ってる。
不幸にしたくないから、離れる選択をした。
けどそのあと、幸せに生きてるアイツを見て嫉妬するのが怖い。
オレ自身が不幸になりたくない。





アイツのためなんて言っときながら、結局自分のことしか考えられてないんだ、オレは。

惨めだなあ。




【愛する、それ故に】
_______
しかしそれも主観でしかない。
「アイツ」の気持ちも知らないで。

10/8/2025, 9:44:03 AM

これが「孤独」か、と。



【静寂の中心で】

10/6/2025, 10:46:19 PM

はらりと落ちたその一枚を拾って、
少し眺めていたかと思うと、アイツはそれを俺の髪に刺してきた。



そして、
「お前、意外と赤も似合うじゃん」
と言って、真っ赤な瞳を細めてはにかんだ。







耳をくすぐってくる紅葉に触れながら、
(お前が一番、俺に似合う「赤」だけどな)
なんてことを思ったりもしたが、言うのはやめておいた。



【燃える葉】

10/5/2025, 10:29:48 PM

月光に照らされ、アイツの横顔が青白く浮かび上がる。




死人のような色に見えた。
しかしそれは、何よりも眩しく光っていて。







嗚呼、
こんなにも恐ろしさと美しさを兼ねたものが、他にあるだろうか。


【moonlight】

10/4/2025, 10:15:30 AM

「今日だけ許して」
真っ赤な顔で、震えた声を耳元に落とし、ゆるく腕を背に回された。



……………

ハグくらい、何回でもしてやるのに。




【今日だけ許して】

Next