3/16/2025, 1:51:58 PM
アイツの首のあたりから香った、花の香り。
最初は、似合わないことするなと思っただけだった。
けれど、数日、数週間、それが続いて、
どうして香水を使うようになったのか、誰のためなのか、どうしても気になって。
何をしていても、あの花の香りがよみがえる。
そのたびに、焦りとも、苛立ちともつかない感情が心を支配する。
アイツが自分以外のヤツに染まるのが嫌なんだと気づいたときには、もう遅かった。
それは、初めて患うには、重すぎる恋だった。
【花の香りと共に】
3/15/2025, 1:33:32 PM
不快な心のざわめきは、
愉快な騒音で上書きしてしまえばいい。
【心のざわめき】
3/14/2025, 11:21:41 AM
「ずっと逢いたかった」
そう言って抱き締めあうのは、前世で死に別れ、現世に生まれなおしてから、ずっとお互いを探し続けてきた、とある相棒。
【君を探して】
3/13/2025, 11:09:13 AM
この透明な心に寄り添ってくれる人を探しています。
【透明】
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直訳
「ありのままの自分を受け入れてほしい」
3/12/2025, 10:58:00 AM
森羅万象は繰り返す。
あなたも、わたしも。
「つまり、前世も来世もあるってこと?」
「ずっと人間ならね、そうかも」
「うちは現世だけでいいなあ」
「へえ意外。なんで?」
「過去でも未来でも、あんたに出会える保証はないでしょ?」
【終わり、また始まる、】