1/31/2025, 2:48:34 PM
人生という旅の途中で出逢った、大切な人。
孤独を決め込んでいた自分の心の中に、初めて入ることを許した人だった。
長いこと、二人で旅をした。
名前のつかない関係のまま、ただ旅をした。
そうした中で芽生えたのは、愛だった。
世話をせずとも勝手に育っていった愛は、あっという間に抱えきれないほどの大きさになった。
そのかけらをそっと差し出すと、その人は「一生大事にするね」と言って、心の真ん中に飾ってくれた。
その日から、二人だけの旅路は、どこまでも続くものになった。
【旅の途中】
1/30/2025, 10:42:15 AM
そんな顔、そんな仕草、
俺は知らない。
何も知らない。何も。
知らなすぎた。ずっと一緒にいたのに。
どうにももやもやして、イライラして、
唇を噛み、そんな自分に驚いた。
あーあ。
アイツの一面も、
アイツに対する自分の気持ちも、
無意識に出るクセも、
全部知っちまった。
【まだ知らない君】
1/29/2025, 11:56:16 AM
あなたは太陽。
日陰者の自分にとっては、縁のない存在だと思っていた。
なのに、自分の居場所を侵食するかの如く、あなたは近づいてきた。
許せない。
安置を奪ったあなたも、そんなあなたが気になるようになってしまった自分も。
【日陰】
_______
好きだけど嫌い。嫌いだけど好き。
1/28/2025, 12:31:39 PM
ネコみたいな耳とあごひもがついた小さな帽子。
角を見ると周りが怖がるから隠せるようにって、にいちゃんが作ってくれたんだ。
…もうにいちゃんがいなくなって何年も経つし、オレもでっかくなった。
もうかぶれない。かぶれてもにいちゃんには見せられない。
異種間の交流も発達したから、かぶる必要もなくなった。
だけど、ずっと大切なんだ。
想い出だから。
【帽子かぶって】
_______
帽子屋のお兄さんと、拾われた鬼の子の話。
1/27/2025, 10:21:28 AM
ほんの少し、
言葉を、発する勇気を。
「ありがとう」
【小さな勇気】
______
すごく、照れくさい。