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11/10/2024, 2:16:30 PM

月見をしていた。
団子をつまみながら満月を見上げていると、頬を何かに触られる。
くすぐったくて、一度払いのけた。手に触れたそれはススキのようだった。
誰がこんないたずらを、と思い、ススキの差し出された方向を見ようとしたが、顔は満月から離れない。
その間にもしつこく頬をくすぐられるものだから、今度は少し強く払った。


「痛って…」という声と共に、目が覚めた。

驚いて横を見ると、相棒が頬をおさえて唸っている。
どうやらあのススキは、相棒の前髪だったようで、それを払った時に頬に当たってしまったらしい。

焦りながら謝ったが、結局機嫌は直らず。
自分はその日、相棒の機嫌を直すために奮闘しなければならなくなった。




【ススキ】

11/10/2024, 12:31:11 AM

あの人の、まぶしい笑顔。

と、

青白くなり、乾いたあの人の姿。



一日だって忘れたことはない。
海馬を引き剥がしたくなるほどのトラウマ。
よみがえる度、自責の念に駆られる。


【脳裏】

11/8/2024, 11:20:20 PM

「自分なんかが、お前のこと好きでいて、いいのかな。意味あるのかな」

「そんなこと考えることこそ意味ないと思うけど。…付き合ってんだし」

「…うん、ごめん。やっぱ大好き」



【意味がないこと】

11/7/2024, 10:43:54 AM

いつもそばにいて、存在するだけで嬉しくて、お互いだけが頼りで、いなくなるのが怖くて、
もはや一心同体、そういう関係。




に、なりたかった。


【あなたとわたし】

11/1/2024, 12:36:43 PM

どうせ、お互い永遠を生きる体になったのだから、この永い時間を、全てお前に捧げるとしよう。




【永遠に】

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