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7/10/2024, 1:16:47 PM

ふと目が覚める。
隣を見ると、「人生の相棒」が世界一綺麗な寝顔を晒していた。
久しぶりに見たな、と思いながら、お互いの額をくっつけ、また目をつぶった。







目が覚めた。
目の前には、「人生の相棒」



の骨が入った壷が、冷ややかな顔をしてこちらを見ていた。



そっと「おはよう」と声をかける。相変わらず返事はない。

この現実にもいい加減慣れたと思っていたのに。少しでも寂しさが紛れるように、こうして骨壺と一緒に寝ているのに、
堪らなく寂しくなって、
夢の続きを見るために、また目をつぶった。




【目が覚めると】

そろそろ明るい話が書きたいな

7/9/2024, 10:04:58 AM

私の当たり前を、お前の当たり前で否定するな。


【私の当たり前】

7/7/2024, 10:51:54 AM

いいよな、織姫と彦星は幸せ者で。
一年に一回は必ず逢えるんだから。


俺なんて、一番逢いたかったヤツに二度と逢えなくなったっていうのに。




もう何を願っても無駄だ。
俺の願いは全部、アイツがいないと叶わないものだったから。



【七夕】

もうダメ、推しがタヒんだ弊害が出てる、すごく

7/5/2024, 1:31:11 PM

青年は、その少女の瞳に星空を見た。
それが光を失わぬように。

青年は少女を永遠に守り続けると誓った。





【星空】

7/4/2024, 11:05:38 AM

真相は、神のみぞ知る。

だったら教えてくれよ、神様。



ホントはアイツ死んでないんだろ?
これは、別人の骨なんだろ?


嘘なんかつくなよ、神なんだから。
アイツはちゃんと生きて、今もどこかにいるんだろ?死ぬなんてあり得ないよな?
なあちゃんと教えてくれよ、なあ、…




神は答えなかった。


故人の魂が、骨壺を前に涙を流す男のそばに寄り添い続けていることを知っていてもなお、神は口を開かなかった。
中途半端な希望を与えるよりも、現実を受け入れさせることが最大の慈悲だと、神は信じていた。



【神様だけが知っている】

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