3/13/2024, 12:27:50 PM
ずっと隣で
夜中の23時、仕事から帰った僕はベッドに飛び込む。
深く沈んだベッドの傍らには息子が寝息を立てていた。
彼の頬を指でなでる。とても柔らかい。
息子の未来のためならば、どんな苦痛も厭わない。
僕の方が確実に先に逝く。そうであるべきだ。
ずっと隣にいることができないから、彼に残せるものを今頑張って作るのだ。
3/12/2024, 1:53:53 PM
もっと知りたい
学生時代は読書を全くしなかったのに、社会人になってから読書にどっぷりとハマるようになった。
知らないことを知る喜びにようやく出会うことができたからだ。
もっと早くこの喜びを知っていれば学生時代の成績も少しは良くなったのではないかと思う。
3/11/2024, 3:05:31 AM
愛と平和
小さい頃、愛と平和を守るスーパーヒーローになりたかった。
変身ベルトをつけて変身ポーズを取ったら本当に変身すると思っていた 無垢な時代があった。
世界の平和を守るスーパーヒーローにはなれなかったが、家族の日常を守る男にはなれた。
2/26/2024, 11:28:27 AM
君は今
君は今、オナラをしたよね?
高校生の頃、同級生に言われた。
音が出ないようにしたつもりが、匂いでバレた。
それから僕のあだ名は源氏物語の登場人物から取られて匂宮と呼ばれることになった。
2/25/2024, 10:24:47 AM
物憂げな空
空が物憂げに感じるのは見る人の心が憂いを帯びているからではないだろうか。
空はその時々の心の感情を映し出す鏡のようなものだ。
僕は今日うんこを盛大に漏らした。
見上げた空は、とても悲しげだった。