僕と一緒に……
父が認知症と診断されて十年になる。
これは父が心臓にペースメーカーを入れた入院中のこと。
今から七年程前の話だ。
その頃から父は、家族のことが分からなくなり
自分を27歳と思っていた。
母は毎日病院に行き、献身的に付き添っていた。
父は、時々スイッチが入ったように暴れて
看護師さん達に迷惑をかけていたから
母と私と妹の誰か一人はそばにいて見守る必要があった。
その日は母と妹が病室にいた。
母がトイレに行き、その場を離れたとき
父は妹に言った。
父「今ここに居た女の人はとても親切にしてくれます。」
……でしょうね。と思ったが適当に相槌を打った。
父「二人子持ちだけど」
……目の前に娘いますけど。と思ったが
そうなんですか… と知らないフリをした。
父「結婚しようと思います。」
妹は吹き出しそうになりながら答えた。
「それはそれは おめでとうございます。」
トイレから帰ってきた母は
途中からその話を聞いていた。
父に二度も結婚を申し込まれたことを
今でも母は自慢げに話す。
なんかちょっと私はモヤモヤします。
cloudy…
この単語を覚えたのは中学生の頃で
英語の授業だったか…
英語授業の始まるとき
今日は何月何日か
何曜日か
天気は何か
これを全員で言うのだった。
授業の内容はほとんど覚えていない。
ただ、はっきり覚えているのは
英語の担当教師が
テレビとラジオの採用面接に行って
両方とも落ちたという自己紹介。
落ちた原因を、自分の容姿のせいだと言っていた。
え、そうなのか!
人並みにきちんとした先生は
おそらく自分の容姿にコンプレックスを持っている。
そのことが衝撃的だった。
また、容姿で落とすという選定基準が存在する
そのことが衝撃をさらに増幅させた。
あの先生は
今頃どうしているだろう…
英語の話せるおばあちゃんって
ちょっと かっこいい…
虹の架け橋🌈
虹が出たある日
私は虹の始まる場所に行ってみた。
遠くから場所は特定できた。
ウキウキしながら車を走らせた。
行く途中で虹は消えてしまったけど
その場所には到着できた。
さて、その場所に着いて
私が見たのは…
機会があったらあなたも行ってみてください。
着けばわかることがありますょ……
主なき車椅子洗う肘掛けに水が弾けて一瞬の虹
既読がつかないメッセージ…
LINEには魔法のボタンがある。
「すべて既読にする」
すべて既読になる。
私は定期的にすべて既読にしている。
私のLINEのトモダチは、ほとんどが業者である。
無料スタンプ目当てでトモダチ登録したものだ。
本物の友達は数人、家族が三人。
皆、私がメッセージを読まないことを知っていて
本当に用事があるときは電話をかけてくれる。
そんなあるとき、同窓生のLINEグループに招待され
グループに入った。
私は相変わらず放置していたのだが、
ふと気づくと、そのLINEグループのメッセージ数が
とんでもないことになっていた。
恐る恐るページを開くと
担任のF先生が亡くなった話題だった。
しかも一ヶ月以上前のメッセージで。
あわわ……
F先生亡くなったのか……
私は黙り込んだままページを閉じた。
そして……
おもむろにツムツムを始める。
私の心はゲームに逃げる。
無言のままツムツムは失敗チェーンばかり。
そんなこんなで
今日も生きている。
ハートをみんなに配りながら……
雨と君……
つかまえた君の左手 雷鳴の轟く夜の雨のどさくさ
短歌です(。・ω・。)ノ♡