虹の架け橋🌈
虹が出たある日
私は虹の始まる場所に行ってみた。
遠くから場所は特定できた。
ウキウキしながら車を走らせた。
行く途中で虹は消えてしまったけど
その場所には到着できた。
さて、その場所に着いて
私が見たのは…
機会があったらあなたも行ってみてください。
着けばわかることがありますょ……
主なき車椅子洗う肘掛けに水が弾けて一瞬の虹
既読がつかないメッセージ…
LINEには魔法のボタンがある。
「すべて既読にする」
すべて既読になる。
私は定期的にすべて既読にしている。
私のLINEのトモダチは、ほとんどが業者である。
無料スタンプ目当てでトモダチ登録したものだ。
本物の友達は数人、家族が三人。
皆、私がメッセージを読まないことを知っていて
本当に用事があるときは電話をかけてくれる。
そんなあるとき、同窓生のLINEグループに招待され
グループに入った。
私は相変わらず放置していたのだが、
ふと気づくと、そのLINEグループのメッセージ数が
とんでもないことになっていた。
恐る恐るページを開くと
担任のF先生が亡くなった話題だった。
しかも一ヶ月以上前のメッセージで。
あわわ……
F先生亡くなったのか……
私は黙り込んだままページを閉じた。
そして……
おもむろにツムツムを始める。
私の心はゲームに逃げる。
無言のままツムツムは失敗チェーンばかり。
そんなこんなで
今日も生きている。
ハートをみんなに配りながら……
雨と君……
つかまえた君の左手 雷鳴の轟く夜の雨のどさくさ
短歌です(。・ω・。)ノ♡
ずっと気がかりなことがある。
それは
我が家の玄関のチャイムの下のところに
アマガエルが座っていることだ。
アマガエルは、毎年梅雨の頃にチャイムの下にやってきて
九月の終わりくらいに居なくなる。
毎年来るが、同じカエルではない。
明らかに小さいのが来る年もあれば
チャイムからはみ出すくらい大きなのが来る年もある。
今年は小さいのが来ている。
何が気がかりかといえば
日照りが続いていることだ。
毎日カエルの様子を見るが
日に日に小さくなっているようで心配なのだ。
昨日の夕方、私はついに行動を起こした。
茶碗に水を入れ、スプーンでカエルに水を与える作戦だ。
まず、スプーン一杯の水をすくって準備した。
カエルの前方から近づく。
ゆっくりと慎重に
カエルの目の前に水を垂らした。
表面張力で楕円形になった水は、
カエルの目の数ミリ前。
だめだ。
水は、カエルと絶妙な距離を保ち、カエルは濡れない。
もう一杯いこう。
今度はカエルを濡らさなくては。
慎重にカエルに近づき、どこに垂らしたらいいかと
考えていたら
手元が狂ってそのまま落ちた。
水はカエルのお尻を直撃!
驚いたカエルは ぴょーんと!
結構な高さのあるチャイムの場所からジャンプした。
ああ、こんなとこから落ちたら………!
しかし よく見ると
ずぶ濡れのカエルは玄関のドアに飛び移っていた。
………。
このまま茂みまで移動してくれれば……。
そう思いながら私は玄関の扉を閉めた。
一時間後、カエルが気になり玄関ドアを見に行くと
さっき飛び移った場所にカエルは居なかった。
やれやれ
そしてふと見ると
チャイムの下にちょこんと座っている。
…………。
結局、私の心配はまだ続きそうた。
だれも皆 取り返しのつかない今日を 生きている