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9/23/2024, 9:06:35 PM

ジャングルジム…



保育園のジャングルジムが好きだった。

てっぺんは4段くらいだったと思う。



てっぺんに腰掛けて長い時間を過ごす子供だった。



ある時、手が滑って下まで落ちた。

てっぺんから地面まで。

手足をことごとく打ちながら落ちた。

でも、そのおかげでケガはなかった。



現在、公園からジャングルジムが消えているそうだ。

原因は落下事故の増加だそうな。


8/30/2024, 7:54:31 PM

香水…



空のエレベーター

乗り込むと柑橘系の香り



あの人の香りだ…



そして、あの娘の香りでもある。



あの娘はあの人の恋人だった。

しかし、別の人の妻となった。



あの人も別の人の夫になった。



ふたりは同じ職場で働いている。



私は…

二人がうらやましい。

いろんな意味で。



私は自分の香りを持たない。






8/26/2024, 10:21:17 PM

私の日記帳…




誰にも見せない前提で書くのが

日記ではないのか?




地獄の日記体験が、子供を苦しめる。

今もあるんだろうか?

夏休みの絵日記…

8/24/2024, 11:24:37 AM

やるせない気持ち…




今、スターマインが上がっている。




夕方からの天気予報は雷雨。


空から激しい雨


音だけが響き、スターマインは雲の中




花火職人は?

花火を発注した人は?

お祭りを楽しみにしていた人々は?



やるせない…

8/11/2024, 11:06:40 PM

麦わら帽子…



今日は、私の爺さんの話をしよう。

爺さんは貧乏な農家に生まれ

10年以上前に104歳で亡くなった。



戦争では陸軍の二等兵だった。

顔が馬に似ていたので、上官や仲間から

名前ではなく「ウマ」と呼ばれていた。



隊での爺さんの仕事は、主に動物の世話だった。

馬や牛、鶏なども居たようだ。



戦争が終わり、帰路に広島でお手伝いをした。

しかし、爺さんはそのことをあまり話さなかった。



さて、

爺さんは上官から上等の毛布を譲られて持ち帰った。

上官はいつも革靴を履いていた。

そのため、ひどい水虫に悩まされていた。

農家の生まれで稲わら細工が得意だった爺さんは、

上官のためにわら草履を編み、水虫を治した。

そのことのお礼だったようだ。



この美しい地球のあちこちで…

戦火は絶えない。

戦争に勝者などいないのに…。


………。

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