だから、一人でいたい。…
とてもキツくて耐えられないものを抱えたとき
ポジティブな人に相談したことがある。
とてもポジティブな返事が来て
私はどうしょうもなく孤独を感じた。
殺人事件が起きた。
そんなになる前に相談してほしかったと言う。
相談したのだ。
けれど、相談された方は、軽く流した。
相談されたことさえ覚えていないほどに。
自分の欲しい答えをくれるのは誰だろう。
結局、自分のするように人生は動いてゆく。
仕事の時間だ。
ではまたね。
澄んだ瞳…
後輩の男の子に相談された。
カラコンを入れたいけどどうしよう?
当時カラーコンタクトは今ほど品質も良くなく
眼球にキズがつくとか言われていた。
彼はバンドのドラムをやっていた。
外見よりも腕を磨けと私は言った。
彼のバンドはそこそこ人気があった。
その後彼がカラコンを入れたかどうかは知らない。
今、街でカラコン売り場を通ると当時を思い出す。
今なら反対しないし、自分も入れるかもしれないなぁ…
嵐が来ようとも…
吹くからに 秋の草木(くさき)の しをるれば
むべ山風を 嵐といふらむ
昔の嵐と現在の嵐とでは規模がだいぶ違うだろう。
私の子供の頃と比べても、現在は、やはり違うから。
自分だけは死なないなんてことはありません。
自分で自分の命を守る行動をとってください。
お祭り…
昔、どうしても欲しくて
お祭りで買ってもらった ひよこ
ひよこのひーちゃんは
羽根が白くなるまで成長した。
しかしある日、突然姿を消した。
猫に取られたんだろう
そう親が言い、私はそのまま信じた。
ところが、それを覆す新事実が最近発覚した。
認知症になった父が
孫(息子)に
ニワトリの締め方を得意げに話していた。
………。
時効だ。
聞かなかったことにした。
神様が舞い降りてきて、こう言った…
高校生の頃、仲間内でこっくりさんが流行った。
ある日、こっくりさんに聞いた。
「来年のレコード大賞は誰ですか?」
2人の指を乗せた十円玉は動かない。
「チャゲアスですか?」
人差し指の片方はチャゲアスのファンだった。
十円玉が「はい」を回った。
周りで見ていた私たちは思わず吹き出した。
当時チャゲアスはそれほど売れていなかった。
「曲名聞いてみれば?」と誰かが言った。
こっくりさんは答えた。
「ほ‥し‥の…ひ‥か…り」
次の年のレコード大賞
光GENJIのスターライト(作詞作曲はチャゲアス)
……こっくりさんは日本語だった(笑)