「たった1つの希望」
いつからか、人は自分の事ばかりを考える様になった。
自分さえ良ければとか、自分だけは損をしたくないとか。金とか欲とか地位とか名誉とか。
そんな、些末な事の影に、ホントは一番大切な事が忘れられて行った。
道徳とか、善意とか、そんな大切な物は、どんどん日常に埋もれていってしまった。
そんな日々が続き、人々の嫌な面ばかりが目につき。
いつしか人を信じる事も、人に期待する事も忘れていた。
そんな中で君に出逢った。
君は損得なんか考えない。
何なら法律も気にしない時もある。
君の中にあるのは、自分軸の絶対的な正義だけ。
それは正しい事なのか、自分に恥じない事なのか。
だから、君はブレない。
自分の行動を決めるのは自分でしかないから、人に振り回されず、自分の正義を守ってる。
そして、君の正義は常に道徳心に、優しさに、温かさに包まれている。
久しぶりに、人を信じたい、信じられると思った。
人って、捨てたもんじゃないって思った。
私にとっては、この狂った世界の中で、君は唯一つの希望です。
「欲望」
もし欲望がなくなれば、どんなに楽に過ごせるだろうか。
惜しむ事も、羨む事も、願い叶わず絶望する事もなく、穏やかに過ごせるのだろうか?
でもそれは、楽かもしれないけど淋しい気がするする。
手に入れる喜びもなく、自分を高めたいとの願いもなく。
波のない穏やかな人生だとは思うけど、谷もない代わりに、山もない人生で。
悲しみや悔しさがない代わりに、喜びや達成感も少ない気がする。
けれど、欲望だけが肥大した人生も又バランスが悪く、幸せに過ごせない気がする。
だから、自分の欲望とは上手く付き合って、自分のプラスになる様に生きて行きたいと思う。
「遠くの街へ」
どこか遠くの街へ旅に行きたい。
見知らぬ街、見知らぬ人、見知らぬ建物。
知らない物ばかりを目にして、耳にして、味わって。
誰も私を知らない所で、人目も何も気にせずに、ただその場所と空間を楽しみたい。
きっとそれは多少の現実逃避を含んでいて、それでいて冒険も出来る。
安らぎであり、挑戦であり、娯楽でもあるだろう。
いつかそんな日を自分にプレゼント出来る事を信じて、それまではとりあえず目の前の「今」を頑張ろうと思う。
頑張れ、私‼
「現実逃避」
たった今、現実逃避をしたい。
そっと、細心の注意を払って乗った体重計。
わかってるよ、そっと乗ろうが普通に乗ろうが一緒な事ぐらい。
それでもそうっと乗らずにはいられない、この浅ましさ……
そして、現実逃避したい、今に繋がる……
「君は今」
君は今、何処に居るのだろう?
雨の中、君の手を振り払って別れを告げたあの日。
前から噂はあった。君が浮気をしているって。
それであの日に、可愛い女の子と2人で居た君を見て、もう決定的だと思った。
修羅場になる位なら、もうこの場で終わらせようと思ったの。
これ以上傷つきたくなかったの。
でも後から、そもそも噂を流したのもその子で、その子はずっと君を狙ってたと言う事を知った。
けれど、今更戻る事も出来ず、あの日から君とは会えないまま。
ずっと心に引っかかってた。
謝れなかった事、意地を張った事、そもそも君を信じられずに疑った事。
あれから君に会う事もなく、今何処に居るのか、どうして居るのか、幸せなのか、そもそも生きているのかさえもわからない。
でも、あの日の過ちは正せないけど、君の幸せを祈ってる。
人生の半分以上を生きた年齢になって振り返ると。
きっと君が私の人生で一番好きになった人でした。
この先も、きっと君以上に好きになれる人は現れないと思う。
なのに、傷つけた。
本当にごめんなさい。
せめて、幸せで居てください。
私の勝手な自己満足だけど、君には幸せで居て欲しいんです。
今でも君が好きだから。