「夜空をこえて」
夜空をこえて。
時間も飛びこえて。
このまま、貴方の元へ行けたらいいのに。
一目でいい。
もう一度、貴方に、逢いたい……
「ぬくもりの記憶」
ふとにゃんズ達を膝に乗せていた時の事を思い出す。
皆で場所の取り合いをして、滑り落ちそうになって爪を立てられり、滑り落ちてしまう子もいたり。
思い返すと、あれが「幸せ」の一つの形だったな、と思う。
一匹一匹の体温が、ぬくもりが、重みが。
全てが幸せだったと思う。
あの頃のにゃんズはもういないけど。
でも、新しくお迎えしたこの子達を又膝に乗せて。
足が痺れても、いつまでもどいてくれなくて、家事や作業が進まなくても。
でも、それも又幸せの一つであって、嬉しくて。
このぬくもりを、大切にしたい。
「凍える指先」
君のその凍える指先を僕が温めてもいいかな?
僕が君に出来る事なんて、ホントにちっぽけなことしかないと思う。
でも、君が寒い時に風除けになれる。
君が暑い時には日除けにだってなれる。
愚痴を聞く事も出来るよ?
君が笑いたい時に話を聞いて、泣きたい時にはただ側にいたり慰めたりも出来る。
わかってるよ?
君が本当に欲しいのは僕じゃない。
僕がどれだけ頑張っても、アイツの代わりになんてなれないし、アイツを忘れさす事なんて出来ない。
僕に出来るのは、ただ気を紛らわせたり、嫌な事をその場だけでも忘れさせる位。
でも、それでも。
君の心が少しでも軽くなるなら、それでいいんだ。
君が笑って居てくれるなら。
君が幸せで居てくれるなら。
僕はいつでも君の全てを受け止めて、全てを受け入れるから。
それが僕の幸せだから。
「雪原の先へ」
ある雪の日に猫が脱走した。
雪原の先に行こうと、雪の中を走った。
走る、逃げる、埋もれる……
うちのコはちょっと(大分?)ぽっちゃりさんだった……
勿論即捕縛しました。
「白い吐息」
この時期は寒くて息が白くなる。
だから、この白い息は寒さのせい。
決して貴方への届かぬ想いを嘆いて、ため息をついた訳じゃないの。
寒さの、せいなの。