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10/25/2025, 10:31:30 AM

「揺れる羽根」


背中の羽根が揺れる。
物理ではなく、その属性をどうするかで揺れている。

キレイな心の、白い天使の羽根になるか。
邪悪な心の、黒い悪魔の羽根になるか。

相手次第で天使にも悪魔にもなれる。
私の心の中には、どちらもが住んでいるから。

10/24/2025, 1:29:00 PM

「秘密の箱」


誰にも言えない秘密がある。

あの人の事を忘れられない。
結婚もして、可愛い子供も居て。
なのに、私の心の中にはいつもあの人が居座っている。

一瞬は忘れる時もある。
でも、ずっと心に居座り続けて、どれだけ忘れたいと願っても、忘れられない。

私の心の中の秘密の箱。
あの人との事。あの人の事。

深い、深い、山の中の秘密の箱。
あの人の、もう動かなくなったあの人の身体がある、秘密の箱。

この秘密は誰にも知られてはいけない。
忘れてしまいたいけど、忘れずに、秘密が発覚しない様に気をつけなければならない。

秘密の、箱。

10/23/2025, 12:50:42 PM

「無人島に行くならば」


もし私が無人島に行くならば、サバイバル前提ならナイフとかライターとかシュラフとか雨具とか。兎に角実用性のある物だよね。

でも、もし人が居ないだけで衣食住がキチンとしてる無人島なら。
長編の、シリーズ物の小説を全巻持って行きたい。

面白そう、読みたい!!と思って買ったのに、細切れで読むのは勿体ないし、きっと読み始めたら一気に読みたくなるだろうから、と思って、時間のある時に読もうと置いてある、とっておきの本が何十冊も……

入院した時とかにはそれを持って行って読むんだけど、そうそう入院もするわけでもない。
かと言って、時間は作るものだとはわかっているけど、どうしても日々の仕事や家事や雑事に追われてまとまった時間なんてとれず、結局読めないまま。

だから、もし無人島に行けるなら、その本を持って行って一気に読破したい。
いや、本音を言えば、行けなくてもいいから、何にも追われず、ゆっくり読書をする時間が欲しい……

10/22/2025, 12:15:18 PM

「秋風🍂」


秋の風は何だか淋しい。
孤独を強く感じてしまう。

本当に一人で居る時と、集団の中の一人では、どちらがより強く孤独を感じるのだろうか?

集団の中の一人は、周囲と比べて強く孤独を感じそうだ。
でも、もし自分が人類最後の一人になった時の孤独は、他とは比べられない位孤独だと思う。

って、そう考えると、秋風の運んでくる孤独位、全然大した事ない気がしてきた……

10/21/2025, 11:32:46 AM

「予感」


今日は良い事がある予感がする。
何だろう?

テストのヤマが当たるとか?
ライヴチケットの抽選に当たるとか?
バイト代アップするとか?

何か、そんな事を考えてるだけでも幸せな気分になってくる。

でもきっと、一番の良い事は、朝から貴方の顔が見れて、話も出来て。
それで帰りにデートでも出来たらもう最高です。

ねぇ解ってる?
貴方は私の幸せの源なんだよ?
私の幸せの大部分は、貴方が生み出しているんだよ?

気付いて欲しい様な、欲しくない様な。
そんな想いを抱えながら、貴方の横顔を見つめてる私は、実はもうそれだけで幸せだったりするから、さっきの予感は当たりなのかも。

貴方が、好きです。

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