「遠雷」
稲妻が光って、雷が鳴るまでに時間があると、自分の中で「まだ遠くなんだな」って、勝手に安心してる。
でも、それも事実だけどいつかは近づいてくる訳で、なくなるわけじゃない。
世の中で起こっている色んな出来事や悪いニュース。
それらも遠雷と一緒で、どこか他人事で、遠くの出来事の様に感じる人が沢山居る。
他人事だからと面白おかしく話す人がいる。
勝手な憶測で、ありもしない事実を流布する人もいる。
傷付いてる被害者を、更に責め立てて追い詰める人もいる。
少しの想像力があれば、それらが自分の身に降りかかるかもしれないと気づくのに。
そしてそもそも、自分の身に降りかからないとしても、そういった行為はしてはならない事だと解る筈なのに。
仮に、しては良いとなったとしても、誰かがしていたとしても。
人として当たり前の事として、そういった事をしようと思う事自体が、私には理解出来ないし、理解したくもない。
どうして人は優しくなれないんだろう?
どうして人を傷つけるんだろう?
勿論優しい人も沢山居る。
でも、そうでない人も、確かに居る。
皆が皆に少しずつでいい。優しくなれる世界が来ればいいと、心から思う。
傷付いている人を、遠くの他人事ではなく、助けられる、癒せる人が増えればいいと、心から願う。
そして、自分もそう在れる様に、生きていきたい。
「Midnight Blue」
真夜中を思わせる、深い、深い、青。
同じ青でも、空の青や、南国の海の青とは全く違う。
吸い込まれそうな、闇を内包している様な、暗い、青。
何かを隠しているような、意味深な青。
でも。
逆に全てを包み込んでくれる様にも見える。
どんな過ちも、どんな罪も。
全てを包み隠して、受け止めて。
色も、形も、絵画も、音楽も。
感性で感じる物は全て、それを受け止める者の鏡。
その人の恐れや願望や思考が、如実に現れる。
だから、私は人に感想を話すのは苦手だ。
それはある意味、究極の自己開示だと思うから。
でもそれは、怖いけど、不思議と心良い一面があるのも事実で。
ホントに、人の心って、難しい。
そして、だからこそ面白い。
「君と飛び立つ」
君と2人なら、きっと何処までも行ける気がする。
ここから一歩踏み出して、この地を飛び立って。
きっと、今まで見たことの無い景色を見て、聞いたことのない言葉や音楽を聞いて、食べたことのない物を食べて。
きっと、全てが初めてで新鮮で。
このまま此処に居たら、味わう事が出来ない、知る事が出来ない事を知って、経験出来ると思う。
だから、僕と一緒に飛び立とうよ。
この崖の縁から。
そして、新しい世界に行こうよ。
2人っきりでずっと過ごせる世界だよ?
誰にも邪魔される事ないんだよ?
だから、行こうよ。
飛ぼうよ。
ねぇ?なんでそんなに引きつった表情をしてるの?
この先は夢の世界だよ?
ねぇ、行こうよ。
「きっと忘れない」
貴方の笑顔も、声も、仕草も。
全てが私の中に残っている。
貴方の残滓が、私の中から消えない。
きっと、ずっと忘れない。
この先誰かを好きなったとしても。
いつかは誰かと結婚をして、子供が産まれたとしても。
どんなに幸せになって、満たされたとしても。
何一つ後悔する人生ではないとしても。
それでも、貴方を忘れる事はないだろう。
きっと、一番愛した人だから。
これからも、この先も。
貴方と同じ位愛せる人は現れるかもしれないけど、貴方を超えて愛せる人はきっと居ない。
きっと、ずっと、忘れない。
きっと、ずっと、愛してる。
「なぜ泣くの?と聞かれたから」
泣く時の理由って沢山ある。
悲しくて、寂しくて、辛くて、痛くて、嬉しくて、感動して。
色んな理由があると思う。
でも、きっと今の涙は幸せな涙。
無事に産まれてきてくれて有難う。
ママの所に来てくれて有難う。
何故か解らないけど涙が出てくる。
でも、今の私は、きっと幸せだから泣いてる。