「やさしさなんて」
貴方は優しすぎて、私はどんなに顔をすれば良いか分からなくなる。
どうして?
私達、もう終わったよね?
もう今日からは、他人になったんだよね?
なのにどうして?
昨日までと変わらず優しいの?
優しくしないで。
貴方を諦められなくなる。
冷たくいなして。
貴方を嫌いになれるように。
優しさなんて、いらないの。
「風を感じて」
ふと風を感じた気がして振り向くと、貴方が後ろを横切って行ってた。
例えそれが空気の流れであったとしても、貴方を感じられて嬉しい。
何でこんなに貴方を好きなんだろう?
ちょっと悔しいけど、でもそれは紛れもない事実で。
きっとこれからも、私の視線は貴方を追うだろうし、私の五感は貴方を優先的に感じると思う。
ホントに悔しいけど、それくらい、貴方が好き。
「夢じゃない」
目の前に貴方が居る。
ホントに貴方なの?
夢じゃないの?
ずっと会いたくて、恋焦がれてた。
まさか、会えると思えなかった。
きっと、私の一生分のツキを使ってしまったのだと思う。
……そう思う位、会いたい、演奏を聞きたい推しがいます。
これがホントに現実だったら、狂喜乱舞です。
いつかホントになると嬉しいですが、地方住まいの私にはほぼ訪れないチャンスです…
「心の羅針盤」
私の心の羅針盤は、自分の中での譲れない事の数々。
「人の迷惑になる事はしない」とか、「困っている人は助ける」とか。
細かく言うとキリがないけど、要は「自分に対して恥ずかしくないか」「娘にその姿を見せられるか」が基準になっている。
そこが私にとっての絶対に譲れない事だから。
人にどう思われるとか、そう言う事ではなく。
自分の中の軸に反しないか、自分の狡さで自分を誤魔化していないか。
親として、娘に見せて恥ずかしくない姿なのか、自分が娘に教えたい、伝えたい事なのか。
そう考えて行動すると、自然に背筋が伸びて、自分や娘に恥じる事はしなくなる。
時には感情に流されてしまう事もあるけど、でも、それを胸において行動する事が、少しずつでも「正しい」自分で居られる事だと思う。
だから、まだまだ不完全だけど、それを心の羅針盤にして、間違わずに進んで行きたいと思う。
「またね」
「またね」と言える事は幸せ。
もう二度と会えないかもしれない「さようなら」を内包していないから。
またね、と言っても、もう二度と会えないかもしれない。
それでも、お互いに会いたい気持ちがあるから、「またね」と言える。
世の中には、どれだけ気持ちがあっても、「またね」と言えないシチュエーションがある。
例えば死別とか。
どれだけ思っても、願っても、望んでも、次はない。
そう思うと、「またね」と言える今は、とても幸せ。
この幸せを噛み締めて、この関係性を大事にしていきたいとと思う。