「旅の途中」
人生を旅に例えるなら、全ての人が今はまだ旅の途中。
まだまだ旅が始まったばかりで、ウキウキ、ワクワクする時期を過ごす人もいれば、もう残りは帰路位しかなくて、一抹の寂しさを感じている人もいるかもしれない。
でも、何処に居ても。どんな状況でも。
旅は楽しい。
道に迷う事も、新しい発見をする事も、既知の事を確認する事も。
疲れるけど全てが楽しい。
だから、長くても、短くても。
疲れてても、少し飽きてきてても。
兎に角、楽しもう。
貪欲に、色んな事を吸収しよう。
二度と来ない場所だと思えば、ありきたりな景色でも目に焼き付けようとする。
二度とない瞬間だと思えば、大切にする。
人生は全てそうだから。
同じに見えても同じ事はなく。
人とも違うし、自分がしてきた事、見てきた事とも、少しずつ違う。
その時、その場所、その気持、その経験。
全てを大切にしていこう。
「まだ知らない君」
Side.A
いつも君を見てるのに、まだまだ君の事を知らない。
君が何を考えているのか、どうしたいのか。
誰が好きなのか、嫌いなのか。
何となく見てると、君はこう考えてるのかな、とか、君はこれが好きなのかな、とかって思える事はある。
でも、君は本音を話さないから。
その笑顔の裏が真っ白なのか、真っ黒なのか。
それすらもわからない。
でも、そんな君に堪らなく惹かれる。
まだまだ知らない君がいる。
だから、もっと知りたい。
君が、好き。
Side.B
いつも君を見てるから、君が何を考えてるかは大体分かる気がする。
君は頭が良い分、解らない事が気になる。
だから、私が本音を話さず、表情にもあまり出さずに、気持を隠せば隠す程、私の事が気になっていく。
私はそれが分かるから、わざとそういう私を演出してる。
私の本音は、ただ君に好かれたい。見つめられたい。それだけなのに。
まだそれを知らない君は、私に翻弄される。
「日陰」
夏だと日陰が恋しくて、暑い中歩いていて日陰を見つけると、ちょっとホッとしたりするけど、今は冬。
日向が嬉しい。
子供の頃は、日陰しか歩いたら駄目、とかの遊びをしながら学校から帰ったりもしたなぁ。
日向が続く所で、もうどう頑張っても無理な所とかに来たら、暫定的にその時だけ「3歩以内ならOK」とか、勝手にルール変えたりして。
そう思うと、子供の頃って、与えられた環境の中で楽しんだり、工夫したりして、だからどんな状況でもそれなりに楽しめた気がする。
でも大人になると。変に利便性や快適さを追求し過ぎて、そのままで楽しむ、って感覚が薄れてしまった。
暑い、寒い、雨降った、雪降った。
何やかんや不満が先に立って、その場、その時を楽しむ余裕がない事が多い。
でも、やっぱりそれって勿体ないよね。
どうせならポジティブに受け止めて楽しんだ者勝ちだと思うし、楽しまなきゃ損だし。
日々の生活に追われてなかなかそうは思えないけど。
でも、こうやって、ふと気づいた時に自分を戒めて、少しずつでもそう言う気持ちにシフトして行きたい、と思えた今日のお題。
「帽子かぶって」
小さい頃から、あまり帽子を被る事がなかった。
何故なら、似合わないからっ!!
でも、帽子は嫌いじゃなくて、お洒落で被りたいと思ったけど、まぁビックリする程どんな形やタイプもしっくり来ない。
街で見かけるニット帽が似合う人とか、凄く羨ましいかったなあ。
今でも帽子は似合わないままだけど、逆にうんと年を重ねると、似合う様になるかも、と言う期待を抱きながら、日々過ごしてます。
いつか、ニット帽とか、ちょっとお嬢っぽい麦わらとかを被ってお出かけしたいな。
「小さな勇気」
クラスの虐めを諌める勇気。
多数の人が間違っている時に、少数の「正しい」を言える勇気。
絡まれている人を助ける勇気。
喧嘩を止める勇気。
他にも勇気がいる事は沢山あるけど、意外と大きい思い切りが必要で、気持ちがあってもなかなか踏み込めない。
それが正しいと解っていても、勇気が出なかったり、自分に火の粉が飛ぶのが嫌で、声を上げられない。
でも、もし小さな勇気でいいなら。
全員が大きな勇気を振り絞らなくていい。
一人一人は小さな勇気でも、皆が少しずつそれを出し合えば、結果大きな勇気になる。
よく言われるけど、人が襲われている時に、一人だとなかなか助けに入れないけど、何人かが助けると、助けに入る人が格段に増えて来る。
皆、自分は守りたい。
でも、正しい事もしたい。
けど、一人は怖い。
だったら、皆で声を上げよう。
皆で手を出そう。
皆の小さな勇気が、少しずつ世界を良い方向へ向けていけるから。
私の力も、貴方の力も。
みんなの力は、小さくないよ。
何故なら、力を合わせる事が出来るから。