「クリスマスの過ごし方」
いつも通りに仕事に行き、いつも通りのタスクをこなし、いつも通りの生活。
でも、大好きな、大切な人達と過ごせている。
当たり前の毎日を、当たり前に過ごせる事が幸せだと思う。
それが、一番のクリスマスプレゼントだと思える。
特別な1日でなくていい。
イベントなんかなくても、大切な人がそばに居てくれれば、それが特別な幸せ。
そんな、いつも通りの1日が、嬉しい。
「イブの夜」
イブの街はまるで、恋人達や家族のいる人や、兎に角誰かと一緒に過ごせる人の為にある様な、そんな賑わい。
街ゆく人々も浮かれてる様に見える。
皆が足取り軽く、自宅や待ち合わせ場所に向かってる。
そんな中、私は一人。
去年のイブは貴方の隣に居て、来年もさ来年も、この先もずっと貴方と過ごせると思っていた。
この幸せが、永遠に続くと思っていた。
でも、当たり前だけど、永遠なんてなくて。
ついこの間までは私の場所だった貴方の隣が、腕の中が、違う誰かの専用席になり。
ついこの間までは私に愛を囁いていた唇が、他の人に愛を囁き。
貴方と別れてから、何人かから口説かれた。
でも、駄目だった。
どこに居ても、誰といても、何をしても。
貴方と比べて余計に貴方が恋しくなるだけだった。
貴方と違う顔が、声が、匂いが、全てが。
納得いかず、余計に自分が苦しくなるだけだった。
そんな位なら、と仕事にかまけたり、趣味に没頭したりして、貴方の事を考えない様にしてた。
でも、こうやってふっと気が抜けると、駄目。
街ゆく人の中にも貴方を探してしまう。
貴方の笑顔、声、仕草、匂い、囁いてくれた言葉、歌ってくれた歌。
全てを忘れていない。全てが忘れられない。
だから、私はイブもやっぱり一人で過ごす。
こんな気持ちでは誰とも過ごせないから。
いつか、誰かと、心からの笑顔で過ごせる、そんな日が来るまでは。
「プレゼント」
神様が、私にくれたプレゼント。
健康な身体。
ポジティブな考え方。
努力する才能。
恵まれた親。
素晴らしい友達。
もう、考えたらキリがなくて、一つ一つなんてとてもあげられない。
でも、一番のプレゼントは。
この、ちっちゃな、可愛い、娘。
おバカだし、反抗期で口ばっか達者な割に行動が伴ってないけど。
でも。
親バカだって分かってるけど、私にとっては、世界で一番可愛い子。
神様からの、最高の、最大の、プレゼント。
神様、有難うございます。
「ゆずの香り」
柚子の香りって、子供の頃はそんなに好きじゃなかった。
たまに銭湯に行くと柚子湯の日とかがあって、浴室内に柚子の香りが漂ってて。
香りは好きじゃないんだけど、子供だからネットに入って浮かんでる柚子が何だか面白くて、捏ねくりまわしてた思い出がある。
でも、大人になると柚子の香りが好きになった。
何なら味も好きになって、柚子味噌とか、〇〇の柚子風味とかは今はもう大好物。
柚子に限らず、味覚も嗅覚も、子供の頃とは変わってきて、嫌いだった物が好きになったり、逆に好きだった物がちょっと嫌になったりする。
人もそう。
苦手だった人が、実は不器用なだけのいい人だって気づいて好きになったり。逆に好きだと思ってた人が、表面だけ良い裏表のある人だとわかって嫌いになったり。
大人になる事で、初めて見える世界や表情があるけど、それは大人にならないとわからないから。
だから、自分が子供の頃は言われてもピンと来なくて、反発したりもしたけど。
今になったら色々わかる事も出てきて、ちゃんと話聞けば良かったな、って思う事もある。
でも、そうやって失敗をしてきたからこそ気づけた事なんだと思うし、そうやって成長出来たのかな?って思う。
きっと、今の自分の色んな事も、何年、何十年先には「もう、あの頃の私ってばホントに!!」って、赤面物な事が山程あると思う。
でも、逆に言えばそうなれるよう、今の自分よりは成長していたいと思う。
今の私が、見えない·聞こえない·気づかない事に気づける自分に、なっていたい。
「大空」
あの大空の様に、広い心でいられたなら。
そうしたら、今でも貴方と一緒に過ごせて居たのだろうか?
全てを飲み込んで、受入れて、許して。
貴方と離れる事と比べたら、許す事位、大した事じゃなかったのかもしれない。
でも、それじゃ、私が私でなくなる。
ちっぽけだけど、私の矜持が。
私が私で居続ける為には。
許すべきじゃなかったし、到底受け入れられなかった。
後悔する瞬間も、ゼロじゃない。
1人泣く日も、まだある。
でも、私が私に嘘をついて、自分を誤魔化す位なら。
自分の信念や考え方を曲げる位なら。
私は心が狭くても、自分でいたい。