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9/1/2024, 12:19:09 PM

「開けないライン」


噂で聞いたよ?あの娘が貴方を好きだって。
私達が付き合うずっと前から好きだったって。
私達が付き合ったって知った時に、泣いてたって。

私は一人でも生きていけるタイプで。
貴方が居なくても、ちゃんと自分の楽しみを見つけて、人生楽しめるタイプで。

でも、彼女は折れそうで。
一人では辛そうで。
無理をしてるのが透けて見えるどころか、ハッキリ見えてて。

優しい貴方は放っておけなくて。
最初は同情だったのが、いつの間にか形を変えたの?
変わったの?

最近では私達、逢ってても会話が少なくて。
そもそも逢う事自体が少なくて。
逢っててもお互い時間を持て余してた。

そんな時に来たあなたからのライン。

「大事な話があるんだけど」

その書き出しだけ見て、ラインは開けない。
既読にしなければ、気づいてないって言えるかも?
その内に貴方が取り消してくれるかも?

私だってホントに一人で平気じゃないんだよ?
一人でも生きていけるけど、辛いんだよ?
強いだけじゃないんだよ?
皆に心配かけたくないし、人を巻き込みたくないから平気なフリしてるだけなんだよ?
弱さだってたくさんあるんだよ?

でも、言えない。
言いたくない。
気持ちも表に出せない。
人を掻き分けて、無理して手に入れる様な自分にはなりたくないから。
自分で自分を嫌な奴だと思いたくないから。
理想の自分でいたいから。
簡単に挫ける自分になりたくないし、そんな姿を見せたくない。

彼女をずるいと思う自分もいるけど、でも自分がそうなりたくない気持ちの方が強いから。

だから、表には出さないし、誰にも気づかれない様にいるから。

だから、せめてこれ位の抵抗はさせてよね······





8/31/2024, 12:44:39 PM

「不完全な僕」


何をしても完璧には出来なくて。
自分では上手くいったと思っても、振り返るとアラが見えて来る。
何だかどれもこれも中途半端で、キチンとは出来ない気がする。

いつも不完全な、僕。
納得出来ず、自分自身に不安と不満を抱えて過ごしていた。

そんな日々が、君と出逢って急変した。

僕の足りない所を君が補ってくれる。
君の足りない所は僕が補える。

お互いにビックリするくらい、凸と凹が上手く噛み合ったね。

世の中には完璧な人もいるけど、凡人の僕達は支え合って、補い合って生きていける。
そして、完璧じゃないから人を頼って、だからこそ人を信じる事が出来る。

完璧じゃないからこそ、見えた景色や知れた知識がある。
君と出逢って、世の中の景色が変わったよ。

そして、不完全な僕を好きになれた。
有難う。そして、これからも宜しくね。

8/30/2024, 12:33:35 PM

「香水」


昔から香水が好きで、沢山集めていた。
拘りが強いから、いいな、と思っても100%気に入る物はなかなかなくて。
でもやっと出会えて、それからずっと愛用してた。
これ以上のお気に入りに出会えないだろうな、って思って何年も経ったけど、遂に出会っちゃいました。

旅行で行った小樽のオリジナル香水のお店で、自分のイメージに合わせてオリジナル香水を作ってもらった。何種類か作ってもらったけど、ビックリする事に外れが一つもなかった。全部が100%以上のお気に入りになった。

今は昔からのお気に入りも含めて毎日楽しんでます。
何だか生活に潤いが出たようで、朝から気分上がります。
自分の為のちょっとした贅沢って必要だな、って思う今日この頃です。

オリジナル香水のお店のお姉さん、有難う!!

8/29/2024, 11:59:26 AM

「言葉はいらない、ただ・・・」


反抗期の娘は、伝えなければならない事を言わずに、一人でプンプン怒っている。
私はいつも、
「何のために言葉があるの?」
「言わなくてもわかってもらえるなんて甘えだよ?」
とか言って、伝える事の大事さを説いている。

でも、娘と2人で夫にイタズラをしかけるその時だけは、お互いに目と目で会話して、言葉にしなくてもどうすればいいかがわかって、協力してイタズラを成功させている。

大事な事は伝わらないのに、どうでもいい様な事はバッチリ伝わるってどうよ、と思いながら、間違いなくこの子は私の遺伝子の産物だな、と思う。

結局、言葉がなくても伝わる時はそれでいいし、伝わらない時はキチンと言葉にすればいいだけなんだよね。

わかり合える関係とか、何でも話せる関係とか、そんなのどっちでもいいから、トータルで心地良くいられるかだよね。

反抗期でお互いに腹が立っても、協力してイタズラできるこの関係性は、まあ親子として良い方かな、と思う今日この頃。

8/28/2024, 1:24:46 PM

「突然の君の訪問」


君と出逢ったのは、春だった。
満開の桜よりも綺麗な笑顔の君。
一目で恋に落ちた。
あれから、毎日君を見つめている。
日毎にどんどん君を好きになる。
出逢った頃と比べると、君との距離も近づいてきている。

いつか、君が家に来てくれたら嬉しいな。

もしそんな事になったら、僕は朝から掃除をして。
前の日からスイーツや美味しいコーヒーを用意して。
洋服も、気張り過ぎない程度にお洒落にして。
匂いも大丈夫かな?
君の写真は恥ずかしいから隠しておこう。

そんな楽しい妄想をしながら、1日を過ごす。
君の好きな音楽をかけて。

突然玄関のベルが鳴る。
ドアスコープ越しに君が見える‼

どうしよう?何だろう?どうすればいい?
慌てふためく僕。
サッと髪の毛をセットして、深呼吸してドアを開ける。

「すみません、隣の部屋の者ですが、音が五月蝿いのでボリュームを下げてもらえます?」

僕を知らない君の、不機嫌な声。
一方的な僕の想い人。

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