三波

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1/18/2026, 10:20:21 PM

【閉ざされた日記】
古びた舘。昔はたくさんの人が住んでいたらしいが、それは遠く昔の話だ。
とても優しい旦那さんと、美しい奥さん。それに、可愛らしいお子さんもいた。幸せそうな家庭だった。
でも、ある事件がその館で起こったせいでどこか遠くへ行ってしまった。

俺は幽霊だ。ずっと、あの家族が来る前からずっとここにいる。未練があるからここに留まっているということは分かるのに、皮肉なことに他の情報は全く覚えていない。なにか、なにか大切なことを忘れているような気がするけれど。
俺の前には今日記がある。閉ざされた、日記。
奥さんが書いていたような、そんな気がする。
鍵はないから開けないけれど、そこに、俺の何か大切なことが、書いてある気がする。

わからない。俺の記憶は閉ざされている。
まず、なんで死んだのかもよく分からない。
まぁ、そんなことを知ったところでもう何も出来ないけど。
知りたい。ただそれだけ。

あの家族が居なくなったあと、少しの間は人が来ていた。
そのもう少しあとには俺の噂を聞きつけてか心霊スポットとして多くの人が来た。結局見れなかったみたいだけど。
最近はめっきり人が来ない。館はくちていくばかり。
とても綺麗だった室内も、庭も、古ぼけて雑草ばかりになってしまった。

俺はもう成仏はできなさそうだ。
俺はこの家に記憶とともに閉ざされている。
まるで、あの日記のように。

1/18/2026, 9:51:39 AM

【木枯らし】
暑い暑い夏が終わった。
カラッとした涼しい木枯らしが吹き、葉が舞い上がる。
木の葉は瑞々しい緑から色とりどりな赤や黄色に変わる。
どちらもとても美しく、神秘的だ。
私の悩みも醜い感情も、私の悪い所を全て木枯らしが攫って言ってくれる気がする。

木枯らしが夏の私たちを攫い、冬の私たちを運んでくる。
秋は好きだ。
より草木が輝いて見える。
私たちがこの世からいなくなってしまうまで、あと何回美しい秋を見ることができるだろうか。
この美しい日々を過ごすことができるだろうか。

様々なことは突然やってくる。
死も、生も、楽しいも、悲しいも、突然やってくる。
これも、人生における美点であり、すこし、悪いところだ。
後悔をしないよう、毎日を全力で、様々なことを感じながら生きていこう。見れなくなって、感じなくなってからでは遅いから。

また、木枯らしが吹く。
今日も頑張ろう。

1/16/2026, 1:59:08 PM

【美しい】
人の人生は美しい。
その人がどんな人で、どんなことをやっていて。どのような道を歩んでいても。
どの人生もその人にしかない色に彩られている。
この世界には何億人という人がいる。
その分だけ美しい物語が紡がれる。
今日はどんな人に出会うだろうか?
どんな物語を目の当たりにできるだろうか?
どんな物語を、紡げるだろうか?

私たちの人生は、幸せで、多様で、時には醜く、とても、
とても、、、 “美しい”

1/15/2026, 11:08:13 AM

【この世界は】
あぁ、残酷だ。僕たちがどんなに悲しんでも、絶望しても。
この世は僕たちの意志に関係なく進んでいく。
僕は、この真実を知るには少し、少し早すぎたみたいだ。
周りの友達は、世界は残酷であるということも露知らず、走り回って遊んでいる。かみさま、神様。あなたは残酷です。人より少し大人びていた、そのせいでこんな事を知ってしまうなんて。分かっても分からないフリをして目を逸らすことができたなら、どんなに良かっただろう。
そんなことを考えてももう遅い。
知ってしまった世界の中で精一杯生きようじゃないか。
さぁ、今日も1日が始まる。世界が回り出す。
本当に “この世界は” とても愛おしく憎らしい。

4/5/2025, 11:30:54 PM

「好きだよ」
お母さん、お父さん、おばあちゃんや、兄弟、友達、先生。
いつも、周りにいてくれる沢山の人たち。
いつもはなかなか言えないけれど、大好きな人達。
桜が満開のこの季節。出会いと別れの季節。
今年も新しい人と出逢っていく。
だからこそ、周りの人に、親しいひとに、お世話になった人に。この四文字の言葉を。
「好きだよ」


いつもありがとう

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