やさしい嘘

彼女は嘘をついている。
俺に対して。
具体的に言うと、対戦ゲームを何回かやる時、俺よりも彼女の勝利数が少なくなるように調整している。
例えば、5回戦うとしたら、彼女は2回勝って、俺が3回勝つように仕向けている。
その他にも色々あるが俺に嘘をついている。
…最初の方は嘘をつかれるのが嫌だった。
なんか、俺が弱い奴だって、自分よりも"下の奴"だって思われているみたいで。
でも、今では少し嬉しい。
俺が勝つたび悔しそうな顔を建前ではするものの、嬉しそうににやけた顔が見られる。
その顔がめちゃくちゃ可愛いから嬉しい。

瞳をとじて

瞳をとじればあなたがー　　なんて歌詞をふと思い出して共感した。
…なんでもない日に瞳をとじていると、彼のことばかり頭に浮かんでくる。
…今何しているだろうか。とか、ちゃんと作り置きしたご飯食べてくれてるだろうかとかもっと色々考えている。
でも、やっぱり彼の笑顔や優しい声が瞼の裏で映し出されていることが多いと思う。

あなたへの贈り物

あなたへ私は日頃の感謝を込めた贈り物をしたいと考えている。
その理由として、まず一つ、いつも私に服やコスメ等私に似合うと思ったら買ってきてくれるからそのお返しがしたい。
二つ目の理由としては、やっぱり感謝を伝えたい。
感謝を伝えるなら、言葉だけでも十分事足りるだろうとは思うけど、感謝を伝えたと言う証拠として贈り物がしたいと考えているの。
どうしたらいいのかな。

羅針盤

私の羅針盤と君の羅針盤…最初はバラバラな方向だったけど、今では同じ方向を向いてるね。

明日に向かって歩く、でも
…でも、怖い。
あなたといつか離れてしまう事が分かっている事が怖いの。
だから、今だけでも良いから抱きしめて欲しい。
まだここに居るよって。
まだ、居なくならないよって。
証明…して欲しい。
お願いだから！！