あったかいね

私は彼氏と今、散歩に行こうとしている。
彼氏は出不精に加えて、この気温の寒さによって外に出なくなったので、私が強引に連れ出した。
彼は不服ながらも、私の言うことを渋々聞いてくれた。
…外に出ようとした時、お互い手袋をしていないことに気がついた。
私が彼の分まで持ってこようとした時、ぎゅっと手を繋がれた。
「…こうしてれば、あったかいでしょ？」と彼が。
…彼の顔が少し赤い。
『うん…。あったかいね。』と私が返事をする。
手も心もあったかい。

未来への鍵

未来への鍵とはどんなものだろうか？
また、得ることが出来たらどんなものだろうか？
…分からない。大多数の未来への鍵の形や大きさ、重さ、素材、いつ使いどきになるのかなどは分からない。
だが、私は私の未来への鍵について一つ分かっている。
どれだけ大事なのか分かっている。


[追記]:200作品突破！！

星のかけら

星のかけらとはどんなものだろうか？
星の砂のようなものだろうか？
…分からない。
だが、確かなことは一つある。
綺麗なものであるということだ。

Ring Ring…

「Ring Ring…」
何処からかベルの音が鳴る。
…探してみよう！

追い風

私は追い風に滅多に遭遇しない。
いつも向かい風にばかりに出くわして、進むことが難しい。
だが、向かい風ばかりに当たっているからか、たまに向かい風にあたるといつも以上に前に進みやすくなっている気がするのだ。