君と一緒に
君と一緒に人生を共にしたい。
いつでも、そう思ってる。
けれども、現実は残酷で君と離れ離れになってしまったよ。
離れてしまった悲しみもあるが、何より君が自分と離れた先で幸せに生きているかどうかが気になっている。
ー元気でやってるといいなぁ。
良いお年を
みなさん今年、私の書くさまざまな作品に目を通していただき、ありがとうございます。
また、来年も気軽に私の作品を見ていただけると幸いです。
それでは、良いお年を。
みかん
みかんと聞いて思いつくことは山ほどあるだろう。
甘いや酸っぱい、丸い、こたつ…などさまざまだ。
だが、私はそのようなことの他に思いついたことがある。
芥川龍之介が書いた小説である『蜜柑』が頭に浮かんだ。
この話は冬の列車が舞台になっており、中年の男が人生に嫌気を差して生きていた。相席してきた田舎の女の子が自分を見送りに来た弟たちにお礼に列車からみかんを投げてプレゼントした。その光景を見て、男は人生に感じてた嫌気が少し取り払われたことを感じ取るという話である。
実は、この話は芥川が結婚をしたり、作品がヒットして人生が順風満帆に動いている時と同じくらいに書かれた作品だとされている。
私はこの仮説を聞いて、とても納得した。
なぜなら、芥川は今まで生きにくい中で生きていたことを冬の列車を舞台としているからだ。
そして、みかんはその生きづらい人生の中に結婚などといった自身に対してささやかな光と感じたのではないかと思ったからだ。
手ぶくろ
手ぶくろと聞くと一つ思い浮かんだことがある。
「てぶくろ」という絵本があったことを。
この本はあるお爺さんが手袋を片方落として、その落とした手袋にネズミが住み着いてから…。といった話である。
…要するに何が言いたいかというと、手ぶくろと聞いてほっこりした気分になったということである。
変わらないものはない
変わらないものなんてない。
いつでも、そう思ってる。
季節だって、植物だって、食事だって、気温だって、動物だって…人だって。
変わらないものがないの定義はそれぞれだけど、変わらないものなんてないという機能は共通してこの世界にある。
…この機能は良くも悪くも周りに影響しているけれどしていない。