Soda

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2/22/2024, 10:22:09 AM

太陽のような

「太陽のような、向日葵のような」そんなような人だな。君は。
私が君をもし、何かに例えるならば間違いなくそう言うだろう。
だって、「そこにいる」時のオーラが桁違いなんだよ?
他の人の「明るい」だの「綺麗」だののオーラを消し去ってしまうくらいの存在感があって、目が離せない。
さらには、君と話してみたら「笑顔」で対応してくれる。
そりゃまぁ、他の人達だって「笑顔」とか「笑顔」じゃなくても愛想良くしてくれるけど…もう比べられるレベルじゃないくらい。
…もう、いい意味で人じゃないと思った。
なんか、どす黒くてドロドロしたものが君から見えてこないんだよなぁ。
話してて、むしろマイナスイオンが出てると思う。割とガチで。
ずっと側に居たくなる存在。ちょっとでいいから関われたらなぁ…なぁーんて思っていたら関わるどころかお友達になれちゃった。
「ほんと奇跡だな」そう呟くと、「どーしたの?何が奇跡なの?」と君が。
「…いいや。なんでもないよ。」と君に返答する。





2/21/2024, 12:27:16 PM

0からの

また、0からのスタートだ。
いい加減にして欲しい。
いつになったらこの地獄は終わるのだろうか。
…何度、君と出会って恋をして、愛し合って、幸せの最高点みたいなところで君が死ぬという光景を目の当たりにするループが続くのか。
なぜ、何度も自分の心を壊されなければならないのだ。
何千回何万回、自問自答しても分からない。




2/20/2024, 11:04:50 AM

同情

「私、同情って大嫌いなんだよね」と君は言う。
「…どうして?」と僕は聞いてみる。
別になんの興味もないけど。
「うーん…例えば、ある人が辛い思いを体験して、それを他の人に話すかなにかすると他の人は『大変だったね。辛かったね。』って言うけど、それは心からの共感?反応?みたいなもなじゃないと思うんだよね。」
「ちょっと…何言ってんのか分かんないだけど?
もう少し、わかりやすく説明してくれる?」と僕は言う。
…ほんと、この子ってこういうとこあるんだよな。 
なんていうか…説明が抽象的で分かるような分からんような。
でも、内容が理解できたら、的を得た意見とか考え言ってるんだよなぁって思えるけど。とか考えていると君は
「要は、その人と例え同じ事もしくは似たようなことを体験していたとしても、その人の辛さとか感じる感情とか情報量とか違くない?ってこと。」
「あー 確かにそうだね。その人の体験して感じたことと自分が体験して感じたこととは一致しない。
もしくは一部一致したとしても、全部が全部一致しないってこと?」と尋ねる。
「そういうこと!!流石だね!」と能天気な返答が返ってきた。全く調子のいい奴だ。と馬鹿にしたような笑い方が表に出ていたらしい。
「あっ!今、馬鹿にしたでしょ!!」と君は言う
「…してないよ。むしろ、"尊敬"してるよ笑」と返す。
「…もう〜」と頬を膨らませ、そっぽを向く。
…少し揶揄いすぎたみたいだ。そんなことを考えながら、僕はこんなことを言う。
「…さっきの君の同情が嫌いってことだけど、僕その考え方に反対で、同情って案外好きなんだよね。」と言ってみる。
「…どうして?」と君が聞いてくる。
「だって、あまり踏み込んだ感じがしないし、それでいて自分の話を聞いてくれていると言うサインみたいなものでしょ?」と言い、君の顔を見る。
…こりゃ分かってなさそうだな。
「…たとえば、誰かに話を聞いてもらいたいと思って、話をするだろう?
でも、その話を聞いてもらう前に色々感じることってあるけどその中でも多分2パターンあると思うんだよ。
一つ目は、君の言った浅ましい反応をして欲しくないって思うこと。
二つ目は、別に心の底からの反応はいらない。ただ、自分の話を聞いて欲しいって思うこと。
君の言う、一つ目の感性では同情ってあんまり気分が良くないものだけど、僕の言う二つ目の感性では同情ってただ自分の話を聞いて反応してもらってるって感じがするんだよね。気が楽でさ。あんまりガチな反応されると困ることってあるじゃん?
だから、軽く何かしら発言してもらうことでこっちも救われる感じがするだよね。」と長々喋り終えると君は「うーん?あんまりよく分からない。私はいつでも、心のこもった反応が欲しいよ?自分の言ったことに軽々しく何も考えないで発言して欲しくないし。」と言う。
「僕は、自分が言ったことに対してそこまで深く読み解かなくてもいいって思ってるよ。
だって、深く考えて発言することは誰かしらに沢山している人はしているだろうし…。
何より、僕はそこまで考えて返事をして欲しい訳じゃなくて、ただ僕の言ったことに耳を傾けて欲しいだけなんだよね笑」と少しくすっと笑いながら言うと
「…なんか、こう考えると私と君って正反対な価値観持ってるね?」と君が言う。
「そうだね。でも一緒にいてあんまり苦じゃないし、気を使うこともあんまりないだろう?」と僕は言う。
「…そうだね!確かに今考えてみたら、あんまり苦じゃなかったな。他の子達より気を遣った感じがしない笑」と君はおどけて言う。
…ほんと一緒にいて楽しいよ。





2/19/2024, 12:59:29 PM

枯葉

私の目の前にある木々は、身につけていた葉をどんどん削ぎ落としていき、そして少しの時が経つと、枯葉となった葉が脱ぎ落とした衣類のように散りばめられていく。
まるで…人間の生活を表現しているようで面白い。
そう思った。
この話を君にしたら、首を傾げられてしまった。
そりゃそうか。側から聞いたら訳分からんこと言ってるもんな…
でも、それでいいんだ。
「君と話せること」これが一番重要だから。


2/18/2024, 1:28:37 PM

今日でさよなら

「じゃあね!君も気をつけて帰るんだよ!」
そう言って、私は君の後ろ姿が見えなくなるまで手を振り続ける。
君のことを見送ってから、ふと力が抜けた気がした。
…確かに君と一緒に居て、緊張しているのはいつも実感している。
だけどここまで、表に出てくるほどだったとは。
大丈夫だったかな?私。 
君と一緒にいた時、「汚い私」「醜い私」出てきてなかった?
ちゃんと…「綺麗な私」だったかな?
そんなことを、頭の中で考えてい続けたせいか頭が痛くなってきた気がした。
…私、たくさん考えるの苦手なんだけどね笑
そんな風にぼーっと過ごしていたら一通のメールが届いた。…君からだった。
「今日、体調悪かった?ちょっと疲れてるように見えたんだけど…大丈夫?」…だなんて気遣ってくれた。
気を遣わせてしまった。
…大丈夫って送らないと。君を安心させないと。
と思っていてもなかなかその気がおきない。
そんな風にグダグダしていたら、君からもう一通「電話してもいい?…なんか電話したくなっちゃって」ときた。
…どうしようか。君の声を聞きたいという気持ちもある。でも、今の私だと「汚い私」「醜い私」を君に曝け出してしまうことになる。
そう思っていても、やっぱり君の声が聞きたいから
「いいよ!」と返信する。
返信直後、君からすぐに電話がかかってきた。
「もしもし」と君の声。
私もすぐさま「もしもし!」と返事をする。 
「どうしたの?急に電話かけてきてきちゃって。
…もしかして、私と離れて寂しくなっちゃった?笑」と冗談めかして会話を試みる。
「うん。そうだよ…寂しいよ。」と言われて、少しときめき、そして動揺した私がいる。
…動揺から返事ができずにいると、君からまた一言
「ねぇ、やっぱり今日…大丈夫じゃないでしょ?…いや、いつも本当は大丈夫じゃないよね?」なんて。
嘘でしょ。気づかれていたの?
演じていることがバレていたなんて…と思いつつも私は「そんなことないよ!いつも君と居ると楽しいし、時間忘れちゃうくらいだし笑
てか、今日も十分すぎるぐらい楽しませてもらったけど笑」と返事をする。
だけれど、君は「ねぇ、本当に僕と一緒にいて楽しいの?いつも、緊張してるように見えるよ」
…見破られていたとは。最悪だ。
「…凄いね。君は私のことすぐ見破るじゃん笑
そうだよ。緊張してるよ。でも、きみと一緒に居ることは楽しいよ。これは事実ね。」と返す。
「…そうなんだ。」と君から。あーあ私言っちゃった。君に曝け出してしまった。「汚い私」「醜い私」の一部を。…嫌われちゃった?幻滅されたかな?
そんな、ネガティブなことばかり考えていたからか涙が出てきてしまった。…拭っても拭っても止まらない。せっかく君との通話なのに…そう思っていたら「大丈夫?…泣いてるの?」と君から
返事をしないとと、思えば思うほど涙が止まってくれない。…ついには嗚咽まで漏れていたような気がする。
すると君から「大丈夫だよ。僕が居るよ。しんどいね。」と、それに立て続けに「…本当はさ、いつも君が辛いこととかあっても僕の前では取り繕ってるの知ってる。でも、こういうのってあんまり面と向かって言うものじゃないでしょ?…だからどうしようか悩んでたんだよね。でも、いつまでも君に無理させたくないからさ。今日思い切って言ってみたけど…正解だったね。」なんて優しい声で君は言う。
…私は若干しゃくりながらも君に返事をする。
「なんでそんなに優しいの?…私はこんなに汚らしくて醜いのに。君の目に映る私はできるだけ綺麗でありたかったのに。…でも、しんどい。しんどいの。
いつも君に嘘ついてみたいで、心地いいはずなのに息が詰まりそうで…」言葉が詰まった。
「君は汚らしくないし、醜くもない。僕にとって星とか宝石とかと同等…いやそれ以上の輝きを放つ人だよ。…あと、僕はそんなに優しくないよ。だって、ここまで君に無理させてるんだからね。…優しいのはむしろ君。どんなことがあっても、僕のことを一番に考えてくれているのがどれだけ凄いことか、君あんまり分かってないな?」と優しく言われ、そしてこう続けて言われた。
「でも、君の弱いところ僕に見せてくれてありがとう。あまり曝け出したくないだろうに。今度は電話越しで伝えるんじゃなくて、直接ね。
…ここまで通話してきたけど、どうする?電話切る?繋いだままにする?」と提案された。
私は迷惑だろうし切ったほうがいいかな。と考えたけれど、これでは前となにも変わっていない。…いや、ここまですぐに変える必要性はないだろうが。
でも、ここまで私のことを見てくれていた、優しくしてくれた君に失礼な気がしたから。
…私を偽るのは今日でさよなら。おしまい。
そう思い、「電話繋いだままにして欲しい。…君の声がもっと聞きたい。」と返答した。



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