12/12/2023, 10:04:49 AM
魂を燃やすように恋をしているおまえ。
それは、祟りと紙一重で、おまえは申し訳なさそうにしている。
おまえは、いつも火元を見せてくれない。見えるのは、煙だけだ。
俺の気持ちが、段々とおまえに傾いていることを、おまえは知らない。
12/11/2023, 10:18:57 AM
今日も、オレはお喋りな奴として生きた。
分かりやすいだろ? 怖くないだろ?
この先、ずっとこうなのかな。
嘘はついてない。少し無理をしてるだけ。
オレは、外で生きなきゃならないから。
12/10/2023, 10:09:00 AM
いつものメンツで集まり、飲み会をした。
酔って眠ってしまった恋人に肩を貸してやり、オレは、ソフトドリンクを飲み続ける。
「おまえら、最近どうなんだ?」
付き合ってて、どうなのか? という問いだろう。
「お互いが世界で一番特別ですけど……」と、照れながら答えた。
「それは、よかったな」
「ああ」
「おめでとう」
「……ありがとう」
おまえたちが祝福してくれるから、オレは心強いよ。
12/9/2023, 10:05:46 AM
幼い子供の手を引いている。
その子供は、俺の恋人。の、昔の姿。
ただ、救いたかった。傲慢かもしれねーが。
過去のおまえのことも、俺が助けたかった。
そんな夢から覚めて、握られた手を見つめる。この手を、俺は離さない。
12/8/2023, 10:09:59 AM
何も言わずに、さよならをすることにした。
この記憶がなくなれば、オレは別人みたいになるだろう。
もう、ここにはいられない。
大好きだったなぁ。