10/21/2024, 1:33:22 PM
制服を着ていたあの頃の私。
文化祭の出し物でやったお芝居。
人気のバンドのコピーをしていた軽音部のライブ。
クラス対抗のリレーや球技会。
声が枯れるまで稽古した。
声が枯れるまで一緒に歌った。
声が枯れるまで応援した。
青春って、なんてエネルギッシュ!
10/19/2024, 7:50:24 AM
高く澄んだ青い空。
洗濯物の白がよく映える。
カエデの赤。
イチョウの黄色。
よく晴れた秋の日はカラフル。
10/18/2024, 5:06:44 AM
「一人っ子の親御さんがやったら?私たちより楽してるでしょ?」
我が子が通う幼稚園の役員決めの席で、
3人の子どもを育てている、ある母親の一言。
楽をしている?私が?
一人息子の母親として、それはとうてい聞き捨てならない一言だった。
子どもが一人だろうと、それ以上だろうと、
毎日全身全霊、命を削るようにして
必死に子どもと向き合っているのは、
みんな同じのはずなのに。
一人っ子の親は、蔑まれて当然なの?
胸の奥から、ふつふつと湧き上がる怒り。
何故か勝ち誇ったように私を見下ろすあの母親の、
薄ら笑った顔。
そして、ほんの一瞬でも、
「こんな女、この世から消えていなくなれ」
と思った、私の心。
忘れたくても、忘れられない。
10/13/2024, 1:44:39 AM
ランドセルを放りだし、鬼ごっこに興じて
校庭を夢中で駆け回ったあの日。
部活動で毎日暗くなるまで練習した数年間。
友と真剣に将来を語り合った夕暮れ。
「お調子者キャラ」の男の子の、
真剣な横顔を偶然見かけた、冬の図書室。
私を少し大人にしてくれたのは、
放課後の、あの時間たち。
10/11/2024, 11:59:58 AM
ある遠い夏の日。
窓を開けると、カーテンが風を受けて
帆船の帆のように丸みを帯びてふわりと膨らむ。
その空間に入るのが大好きだった。
幼かった私の、十数秒間だけの秘密基地。