無色の世界

自分の人生を自分で彩れるようになるまで、あと何度立ち上がればいいのだろう。
いつ、満たされたキャンバスを見られるのだろう。
　
日々家

桜散る

川に浮かぶ桜の花びらが、魚のウロコのようだった。
それが長くなっていくと、龍のように見えだした。
散った後さえも、この花はこうして人の心を動かす。私が喉から手が出るほど欲した才能だ。
まだ空白のページが何枚もあるスケッチブックを持つ手に少し力が入った。
――諦めたはずなのに、夢の残り火が未だに燻って消えてくれない。

日々家

夢見る心

「傍に居るよ」と笑う誰かの優しい笑顔と遠くから聞こえだすアラーム音。

日々家

届かぬ想い

貴方と私は水槽越しに会話をしている。
ほらまた、私の言葉が泡になって消えていった。

日々家

神様へ

▼雑談。
神様というと大神がまず浮かぶ。狼が好きだし、作品自体も和風でとても好き。
それで、“神様へ”っというお題を見てゲームのラスト辺りを思い出してちょっと泣きそうになってしまった。あのシーンとセリフが本当に胸にくる。

日々家