Fawn

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11/27/2022, 8:18:59 PM

-微熱-

11/25/2022, 8:48:32 AM

-セーター-

11/24/2022, 8:22:23 AM

-落ちていく-

11/22/2022, 3:01:02 PM

比翼の鳥。

連理の枝。

鳳凰。

つまり、2つで1つだ。

私が苦手な事はあなたがやってくれる。
あなたに足りない物は私が埋めてあげる。

ふたりとも得意ならどんどん前に進めるね。
ふたりで失敗したらまた一緒にやり直そう。

5個入りドーナツの最後の1個を
はんぶんこして食べるような
そんな居心地の良さ。


-夫婦-

11/22/2022, 10:29:20 AM

なんとなく外を歩きたくなって
上着を羽織って家から出た。

午後9時。

近所をぶらっと散歩する。
自販機でコーヒーを買って河川敷まで来た。

僕はこの河川敷から見る月が好きだ。
今日も月を少し眺めたら帰ろうと
いつもの階段を登る。

登った先で目に入ったのは月ではなく、
月を見上げた女性の後ろ姿だった。

人が居ると思わなかったので
つい、「あっ」と声が出てしまった。
彼女もその声に驚いてこちらを見る。
なんだかその瞬間が可笑しくて
二人とも笑い出してしまった。

それがはじまりだった。

それからは約束するでもなく、
この河川敷に来てお互いがいれば
月を見ながら話をして、
また約束せずに別れた。

僕はいつしか月を見る事よりも
彼女に会う事が楽しみになっていた。

気が付くと彼女の事ばかり考えている。
彼女も僕の事考えているかなぁ、なんて。

夜になって、またあの河川敷へ。
僕は彼女の横に座って月を見上げる。
君に触れたら壊れてしまうのかな、この時間も。
君に伝えたらもう会えなくなってしまうかな。

僕はまだ約束できずに
月を見上げる彼女の横顔を見つめている。


-どうすればいいの?-

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