chai

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8/31/2025, 2:10:03 PM

うだるような暑さが
やっと少しマシになった夕方

5月から半袖だから
いつしか季節は
他人事のようになってきて

夏という情緒を感じられず
夏というより暑(あつ)だなと思う

1日の疲れがどっと押し寄せるなか
バタバタと
夕飯の買い出しと支度に追われる

早いもので
八月も終わりそうだ

ビールを冷蔵庫に押し込んで

八月もお疲れ様でした!
と呟いてみた

(テーマ8月31日午後5時
今日のそのまんまのわたしです)

8/13/2025, 2:50:22 PM

よい香りの入浴剤を入れて
ゆっくりお風呂に浸かり

久しぶりに
髪のトリートメントパックをした

お風呂上がりには
よく冷えた頃合いのアイスティーを
グラスに入れて

買ってきた本を読みふける

そんなささやかなことで
わたしはわたしに戻り

少しずつ元気を取り戻す

一人でいたいとか
そういうことでもないんだけど

それをあなたに説明するのが
少し面倒なんだよなぁ
と思ったりする

(テーマ 言葉にならないもの)

7/20/2025, 3:59:25 PM

幼い頃は無限にあった時間
あの頃と青空は変わらないけれど

いつからか時は流れ始め

いつのまにか
産まれただけのわたしが生き始め
今を生きている

歩いて来た道が過去になってゆく
当たり前の不思議に気がついた
15の春
可能性という言葉をお守りにした

未来に目印をつけて
恐がっていたり
ときめいたり

苦しいことは
ジャンプして追い越したいけど
それは出来なくて

いいことも悪いことも
わたしになってしまうから
まいったネ

後悔したり考えすぎたり
泣いたりしながら

またわたしに戻って
のろのろ歩き出す

一喜一憂しながら
心ときめくことを探して

少しずつ今を生きてる

(テーマ 今を生きる)

7/5/2025, 9:49:32 AM

危なげのない未来を裏切りたくて

わたしは生意気な瞳を
していたでしょうか

あれは20歳(ハタチ)
良くも悪くも
わたしたちは恐い物知らずな
青い風のようだった

人生の扉を開けた時から
少しずつ年をとり始め

それから
恋をすると好きな人が
世界の全てになってしまうような
恋もして

失恋して酔っ払って泣いた

誰かになりたくて
何かを掴みたくて
自分のことさえわからず
もがいていた

あれは20歳
人生の夏を荒々しく
わたしたちは駆け抜けた

心のままに吹きぬける
青い風のようだった

(テーマ 青い風)

7/4/2025, 2:35:19 AM

いつの間にか
いい人を演じてしまっていた

曖昧な笑顔でごまかしてきた
そんな自分に嫌気がさす夜

犬の遠吠えが聞こえてきて

あおおーん。と
わたしも鳴きたくなった


今すぐ駆け出して
どこか遠くへ行きたい

今すぐ自分の殻を脱ぎ捨てて
変わりたいよ


でも変わる時はそんなすぐ
綺麗に変われなくて
じわじわとダラダラと

醜い時間を過ごしてようやく
変われるのかもしれない


夜に窓辺で
あおおーん。と心で叫ぶ

一足飛びに遠くへ行きたいけど
そんな魔法はないから

ようやく一歩踏み出し
じわじわとダラダラと歩き出す

今日よりましな自分に
いつかたどり着きたい

(テーマ 遠くへ行きたい)

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