1年前の僕は
自己肯定感なんて1ミリもなくて、
カーテンも窓もドアも
全部閉めて
真っ暗な部屋で布団を被って
縮こまっていた。

だけど、今は
自己肯定感はあまりないけれど、
毎日外に出て
お日様にあたって
毎日楽しく過ごしている。

そうやって過ごせるようになったのは、
半年前に出会った
愛しい君のおかげだね。

だから、僕は今日も君に
『ありがとう』を伝えるよ。

【1年前】

#52

僕の好きな本には
誰にでも優しくて、誰にでも好かれて、
誰もを助けるヒーローがいる。

そんなヒーローが実際にいたなら
汚れて黒くなった僕のことも
優しく助けてくれるのかな？

【好きな本】


#51

今日は雨が沢山降ったり
晴れたり、また、雨が降ったり…。
安定しない、あいまいな空。
まるで、僕の心を写しているような気がした。
色んなことで迷って、悩んでいる
僕のことを照らしてくれるように
雲の隙間から陽が顔を出す。

清々しい明日がきた。
僕は前を向いて歩いてく。

【あいまいな空】


#50

梅雨時期に咲く美しい花。
太陽を隠す分厚い雨雲。
それによって暗くなる世界。
それを唯一明るくしてくれる花。
僕はその花を見て、心奪われた。

その花〝 あじさい〟は
今でも僕の心の救いになっている。

【あじさい】



#49

僕は好き嫌いが激しいらしい。

好きな人や物はガラスを扱うように
大事にする。

嫌いな人や物はゴミを扱うよに
雑になり冷たくなる。

これは元からの性格なのか、
それとも、生まれ育った環境からなのか。

今となっては分からない。

これが悪いなんてこれっぽっちも
思わないからだろうか、
なおらない。

これで僕から離れようが寄ってこようが
僕には知らない。
相手が勝手に期待してがっかりしてるだけ。

だから、これからも今まで通り
好き嫌いの激しい僕でいよう。

これが僕だから。

【好き嫌い】


#48