遠くの空へ
人間は思考ができる。
思考ができるから、想像ができる。
想像ができるから、妄想ができる。
人間という生物に生まれたならば、
空を飛んでみたいと、誰もが思ったことだろう。
人種や性別関係なく、世界中の人が。
俺は、つくづく、人間に生まれて良かったと思う。
幾度でも、“遠くの空へ”羽ばたけるから。
言葉にできない
俺は、今までの作品で、
推しを好き、愛してる、と書いた。
親友に依存している、と書いた。
夕日が儚い、神々しいと書いた。
だけれども、それは俺の思い、そのままではない。
言葉で表せれる、最適解を選んだだけで、
俺の思いは、書かれていない。
“言葉にできない”思いこそ、
最適解の言葉にしていくべきなのだろう。
春爛漫
今の時期は、桜が咲いている。もう散る頃だけれど。
桜は、新しい制服と一緒に、一生残り続ける写真に
いつも写っている。
その時の桜は、どこか誇らしげにみえる。
子供たちを称えるように、祝うように。
親友も、一緒に写真を撮った。
お揃いのキーホルダーをつけた、バックと共に。
「君には“春爛漫”が似合うよ。」
誰よりも、ずっと
俺には、推しがいる。家族には、秘密の人もいる。
野球選手だったり、バンドだったり。
いつの間にか、好きになって、曲聴いて。
いつの間にか、好きになって、野球の試合をみる。
一切、興味がなかったものだったはずなのに。
好きに、推しになった人がいれば、それは
興味へと変わる。
いつか会えたらいいなって、四六時中考える。
野球選手なら、試合に行けばいい。
バンドなら、ライブに行けばいい。
遠くからでも、存在が見えるだけで幸せ。
“誰よりも、ずっと”好きで、愛してることを、
どうか、許してほしい。
これからも、ずっと
4月に入って、新しい学校へ入学した。
みんな違うところから来た、知らない人ばかり。
話しかけたしなんて、出来なくて。
本、持ってくれば良かったなぁ、なんて思う。
親友とも、クラスが離れた。
3年間、ずっとクラスが同じだったがゆえに、
親友が居ない場合を考えていなかった。
でも、お弁当を一緒に食べてくれたし。
通学は一緒だし。まだ、親友の枠だし。
こんなことを、ずっと考えている。
少し、依存に近いのかもしれない。
依存だとしたら、迷惑になってしまうだろうから。
でも、やっぱ近くにいさせてほしい、が勝つ。
“これからも、ずっと”君は、そばにいてくれますか?