沈む夕日
太陽はどれだけ追いかけても、やがて沈んでしまう。
昇っていく朝日とは、また違う良さが夕日にはある。
ずっと見ていたいなと思っても。
眩しくて直視出来ないし。
かといって、目をそらせば、すぐに
いなくなってしまう。
また、明日も見ればいい。
儚いような、神々しいような、“沈む夕日”を。
君の目を見つめると
少し薄い茶色の目。とても澄んでいて、綺麗だ。
隣に居てくれるだけで、誇らしくなる。
その目が潤んでいるところは、見たことがない。
見なくていいものだから。
たとえ、潤んでいても綺麗なんだろう。
そんな“君の目を見つめると”、時を忘れちゃいそう。
星空の下で
冬は、星が綺麗に見える。
それは、空気が乾燥して、澄んでいるからだそう。
もう、今は春だけれど。
昨年の冬の星空に、何度救われたことか。
今まで、1年に一度見れば、良い方だったのに。
昨年の冬は、晴れの日は毎日、見に行った。
オリオン座だったり、一等星だったり。
青みがかってたり、赤みがかってたり。
何一つ同じ星はいなくて、みんな違う。
それは、まるで俺たち人間のようで。
だからかな。
この“星空の下で”生きていたいと、願ったのは。
それでいい
4月、新しく社会人が増えて、仕事にいき始める。
ニュースを見ていると、初日で辞める人もいる。
自分に合ってないと感じるから、
ついていけないと思ってしまうから。
そう思わせる理由は、何なのか。
俺は自分自身が認められないことが、
理由の1つとして、挙げられると思う。
これだから、新人は。これだから、若蔵は。
誰もが通る道であるはずなのに、認められない。
上司のほんの一言でさえ、気にかけていないと、
その会社の中で生きていけない。
俺の小さな願いにすぎないけれど。
もっと認めてあげてほしい。社会に出る人々を。
“それでいい”って言ってあげてほしい。
1つだけ
ランプの魔人は、3つ願いを叶えてくれる。
だから、個数的に余裕があるわけだ。
だが、それが“1つだけ”とするならば。
俺は何を叶えてもらうだろうか。
お金持ちになりたい。異性になりたい。
宿題をなくしたい。頭が良くなりたい。
豪邸に住みたい。月に行ってみたい。
どれも自分の事ばかりで、情けなくなる。
自分のために、使うべきなのか。どうだろう。
俺が“1つだけ”叶えてもらうとするならば。
愛する人々の幸せだ。